昨日は「マリアのミルク」を載せましたので、今日の花は、「ベツレヘムの星 / オーソニガラム・ウンベラタム」にしました。
両者、キリストの誕生に纏わる命名の花達です。
<「オーニソガラム・ウンベラタム」>
葉は、細長く剣型、集散花序をだして、星型の白い6弁花を咲かせます。
別名に「ベツレヘムの星」名前が付いた花で、今盛りです。
イエス キリストが誕生した時、頭上に輝いた星、<ベツレヘムの星>に由来するとか
亦、似た花、「ハナニラ」(花韮)にも「ベツレヘムの星」や「春の星の花」の名前が付いていました。
葉は、細長く剣型、集散花序をだして、星型の白い6弁花を咲かせます。
別名「オオアマナ」(大甘菜)、「セイヨウアマナ」(西洋甘菜)、<「甘菜」>は
日本原産の「甘菜」に似ているからとか
純白の多数の小さな<花径約2cm)6弁花が、星の様に輝きます、ウエディングブーケとしても愛用されます。
ヒアシンス(ユリ)科、オオアマナ属、耐寒性球根、学名 Ohnithogalum umbellatum、英名 Star of Bethlem
別名 「オオアマナ」、「ベツレヘムの星」、地中海沿岸、西アジア原産
***「ハナニラ」に似ていますが、大きな違いは、「ハナニラ」は、3枚の下段に下段に
他の3枚が、上段に、三角形に着きますので判別は、容易です ***
下の画像は、クリックで拡大表示します、名前に相応しい清楚な姿を御覧ください。
同属の植物には、下記の様なものが有ります、姿は、少し違いますが ・ ・ ・
オレンジ色の「オーソニガラム・ドゥビウム」 O.dubium 等、他に多数の品種が
他の「オーニソガラム」と異なる印象の花で、植物学者も同じ分類に
するか、否か迷って, dubium ”疑わしい” 、”曖昧” の名前を付けた由。
寧ろ、「チューリップ」に似ています。
開花期も初夏で、上に載せた「オーソニガラム・アラビカム」に似ています。
南アフリカ原産、半耐寒性球根、英名 sun star、
別名「オーソニガラム・ダビウム」
次も園芸種の「オーソニガラム」です。
乳白色の花弁で、雌蕊が黒くて大きな「オーソニガラム・アラビカム」 O.arabicum
別名「スターオブベツレヘム」、「クロボシ・オオアマナ」
耐寒性球根、開花期は、初夏、アラビア半島原産
花色・白、花径2.5cm、草丈 60cm位
「ハナニラ」も同じユリ科なので、似た花を咲かせます。
<「ハナニラ」>
「ハナニラ」<花韮> の 花は、花径が2cm位、葉が野菜の「ニラ」の葉に似ていますので
「韮」の名前ですが、所謂、野菜の「韮」とは、違い、葉の形や匂いが「韮」に似ている故の命名とか
花茎の頂上に、白、薄紫色の星形の六弁花を咲かせます。
花色は、白、淡い紫色ですが、黄色やブルーの品種も有りまます。
ユリ科、ハナニラ属、耐寒性球根、南アメリカ原産、学名 Ipheion uniflorum=Tristagma uniflorum
英名 Spring star flower、別名「イフェイオン」、「スプリング スター フラワー」
「セイヨウアマナ」(西洋甘菜)