花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

「ターネラ」、其の他

2016-07-03 | 植物 花

猛暑の中、“クリスマス” の名前が付いた花「クリスマスブッシュ」を載せるのも何ですが

原産地オーストラリアやニューギニアでは、クリスマスの頃に咲き、クリスマスを告げる花として親しまれている由

オーストラリアの “夏のクリスマス” の頃に、日本の花屋の店先には、切花として並びます。

日本でも植栽していますが、6月から7月が最盛期ですので、“クリスマスブッシュ” の名前は ・ ・ ・ 

花は、白い星型の花(径1CM位)で目立たないのですが、花後に萼が、濃い紅色染まり、大きく肥大します。

此の深紅色の萼が、花の様に見えるのです。

クノニア科、セラトペタラム属、常緑中高木、オーストラリア、ニューギニア原産

学名 Ceratopetalum gummiferum、英名 New South Wales chiristmas bush

 下図は、クリックで拡大表示します

    

 

<「ターネラ・ウルミフォリア」>

葉も花も輝きます、此の周 りが、一段と明るくなります、鐘状で五弁の放射相称花、暑さに強い ゜夏の花” です。

一日花ですが、次々と花を咲かせ、夏中愉 しめます。

ターネラ科、ターネラ属、常緑小低木、メキシコ、西インド諸島原産

学名 Turnera ulmifolia、英名 Yellow alder、sage rose、別名 「キバナツルネラ」

 
 

 

 

 

上に載せた「ターネラ・ウルミフォリア」の同属で

三色の花の色の「ターネラ・トリオニフロラ」(左図)も有ります。

淡黄色の花の基に茶褐色の模様が入ります。

学名 Turnera trioniflora、英名 White alder

 

 

 

 

今日は、題材が、少なかったので、関連性は、全く無いのですが、“今時の黄色” と題して

「オオキンケイギク」(大鶏菊)、「ヘメロカリス」を載せてみました。

<「オオキンケイギク」(大金鶏菊)>

此の季節、堤防や道路の側面を黄色い花で埋め尽くす “黄色い帯” の様です。

花は、「キバナコスモス」に似ていますが、葉の形が違います。

「オオキンケイギク」の葉は、細長い披針形、「コスモス」の葉は、羽状で深く裂け、細かく分か岐している違いが有ります。

また、「キバナコスモス」は、非耐寒性一年草に対して「オオキンケイギク」は、多年草の違いも有ります。

綺麗な花ですが、繁殖力旺盛なので、生態系に被害を及ぼすとのことで、<特定外来植物>に指定して由

移動も植栽も不許可とか、綺麗な花だけに残念ですが ・ ・ ・ 

最近の研究で、抗癌物質が含まれるとか、汚名挽回の一助になればと思う次第です。

名前の由来は、花びらの先端に切込みが入り、鶏の鶏冠に似てるからとか、黄色が金の鶏です。

キク科、ハルシャギク属、北アメリカ原産、耐寒性多年草、学名 Coreopsis lanceolata

 
 

最後は、キク科の序に、「ヤグルマテンニンギク」(矢車天人菊)を挙げて終わります。

 

 

 「テンニンギク」の変種の「ヤグルマテンニンギク」(左図)は

 「菊」特有の舌状花が無く、周 りの筒状花が発達して

 矢車の形になったもの、キク科、テンニンギク

(ガイラルディア)属 、北アメリカ、メキシコ 原産、多年草

 学名 Caillardiapulchella cv.lorenziana

 英名 Blanket flower、Indian blanket

 

 

<各画像は、クリックで拡大します>

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「スズメウリ」を育てる

 

今年は、既に大きくなっていて、蔓も伸ばしています(7月6日現在)

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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

高い山には、まだ雪が残っていますが、湖畔では、緑色が広がってきました。

<下図をクリックして御覧下さい>

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夏、シソ科(3)

2016-07-02 | 植物 花

蕾が、砂糖菓子、金平糖の様な「カルミア」の時季が終わります。

ツツジ科、カルミア属、常緑小低木、北アメリカ原産、学名 Kalmia latifolia、英名 Mountain laurel

日本が、アメリカに「桜」を送った返礼として、アメリカから贈られたとか

他の画像も載せてますので、宜しかったら下のURLをクリック してご覧ください。

(表示された各画像をクリックで拡大してお愉しみください)

https://1drv.ms/f/s!Avb4AGnZEoNBhR5EmFrlIM8qKVnT

再度、“夏、シソ科” と 題して、「サルビア」を五種挙げてみました、食傷気味でしょうが、お付き合い下さい。

「サルビア・インボルクラータ」、「サルビア・ミクロフィラ」、「サルビア・グレッキー」、「サルビア・コクシネア」

「サルビア・ウリギノーサ」等々です。

他の「サルビア・アズレア」、「サルビア・レウカンサ」等のシソ科は、秋口の最盛期に載せてみます。


最初は、蕾から開花までが、ユニークな形の「サルビア・インボルクラータ」です。

<サルビア・インボルクラータ」>

蕾状の球形は、花を包む<包葉>で、此の下に花が有ります。

包葉が、落ちるに従って 筒状の花が、姿を現します、此の球形の苞は、花が終わるまで、次々と先端に付きます。

“ピンクの蛸坊主” ですか、筒状花が、手ですか

シソ科、アキギリ(サルビア)属、半耐寒性多年草、中南米原産、学名 Salvia involucrata

英名 Rose leaf sage、、別名は、英名から「ローズリーフセージ」ー葉が「バラ」の葉に似てるから

 

 

<「サルビア・ミクロフィラ」>

総状花序をだして、緋色で唇形の花を咲かせます、花色は、園芸種の「サルビア・ミクロフィラ `ホットリップス`」の様に

花冠が、赤と白のツートンカラーも有ります。

尚、近縁種の「サルビア・グレッキー」(Salvia greggii)には、緋色以外に、橙、黄、白色が有るようです。

此の「サルビア・グレッキー」と「サルビア・ミクロフィラ」似ていて、判別が着き難いのですが

判別のポイントの①に、「サルビア・ミクロフィラ」の花冠には、元の方に一対の突起物が在る由

ポイント②は、、片方の名前が、<ミクロフィラ>なので、花、葉の大小なのかなとも、自分では憶測 してみましたが

両者、別名が「チェリーセージ」名前が付いて、似ていることは、間違いないのです。

亦、「サルビア・グレッキー」には、「オータムセージ」の別名も付いてますので、最盛期の違いかも

シソ科、アキキリ(サルビア)属、メキシコ原産、常緑小低木、学名 Salvia microphylla cv.Hot Lips

英名 Baby sage、Cherry sage

 
 

 下図は、「サルビア・グレッキー」(Salvia greggii ) ですが、区別が難しいですね

確かに、花冠の基部に突起物が無く、平坦に見えますが ・ ・ ・ 

 

次は、「サルビア・ウリギノーザ」(「ボッグセージ」)です。

<「サルビア・ウリギノーサ」>

花色のスカイブルーが、明るく、爽快感を感じさせます、涼しげな色合いです。

穂状花序にシソ科の花の特徴の唇形の咲かせます。

“下唇” には、白い筋が入りますが、蜂を誘う<Hony guide>とのことで、<Hony trap>とは、違いました ・ ・ ・ 

ただ、茎を真直ぐ立ち上げた場合は、 スッキリ した印象ですが、茎が細い所為か

風などで、直ぐに横向きになり、這う様に広がます、此の様子も捨て難いのですが

シソ科、アキギリ(サルビア)属、耐寒性多年草、ブラジル、ウルグァイ、アルゼンチン原産、

学名 Salvia uliginosa、英名 Bog sage=沼地や湿地を好むからとか

 
 亀吉

 最後は、「サルビア・コクシネア」で終わります。

<「サルビア・コクシネア `コーラルニンフ`」>

「サルビア」の花で、頭に浮かぶのは、真夏の暑い日に、真赤に咲き誇る「サルビア・スプレンデンス」

学名 Salvia splendens、別名「ヒゴロモソウ」(緋衣草)かと思います。

花の色は、赤、白、ピンクと有りますが、今回、載せる「サルビア・コクシネア`コーラルニンフ`」は、大分印象が違います。

唇形の花の上側は、淡いピンク色で、下側が珊瑚色、<珊瑚礁の妖精>の名前にピッタリです。

中央アメリカ原産、半常緑多年草、学名 Salvia coccinea、別名 「ベニバナサルビア」、「サルビア・コッキネア」

 

 

下図の「サルビア・アズレア」(Salvia azurea/Blue sage )や、他のシソ科の花は、後日、改めて挙げてみます。

<各画像は、クリックで拡大表示します>

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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

高い山には、まだ雪が残っていますが、湖畔では、緑色が広がってきました。

<下図をクリックして御覧下さい>