「アジサイ」(紫陽花)の季節です、「ガクアジサイ」は、萼が大きくなった周りの装飾花と ”本当の花” とを
一緒に視て愉しみますが、中心部の本当の花も、熟視すると美しいものです。
” ブルーが冴える(3)" は、樹木花「リシアンサス・ランドネッティ」と
「オーストラリアン・ブルーベルズ」、の花です。
<「リシアンサス・ラントネッティー」>
「ソラナム・ラントネッティー」の名前も着いています。
集散花序をだして、花径約2cm位、花弁の先端が、浅く5裂した花を咲かせます。
表面が、シワシワの感の有る青紫色の花で、中心部分が、黄色い色を帯びています。
葉に白い斑が入る「リシアンサス・ラントネッティー ’ Variegata`」も
葉と花とのコントラストが、見事です。
ナス科、ナス(ソラナム)属、常緑低木、南アメリカ原産、学名 Lycianthus rantonnetii
=Solanum rantonetii、英名 Blue potato bush、Paraguay night shade
最後に「ソリア(オーストラリアン ブルーベルズ)」を挙げてみます。
<「ソリア」>
釣鐘型の花が、下向き加減に咲く姿は、メルヘンの情景を醸し出します。
花弁の白とブルーが交互に着いて、宛ら、ステンドグラス細工の様です。
ブルー一色の蕾が、開くと5枚の花弁が、白とブルーに色付いて、ブルーは、更に濃くなります。
花後に、青い実が、生って食べられます。
トベラ科、ソリア属、半耐寒性蔓性常緑低木、オーストラリア原産、学名 Sollya heterophylla
英名 Australian blue bells、別名「ソリア」、「ヒメツリガネ」
<各画像は、クリックで拡大表示します>
・ ・ ・ ・ 昨年載せた記事ですが、宜しければ御覧下さい。<続きを読>から ・ ・ ・
今、シソ科の花今、「アマリリス」が盛りです。 此の時期のシソ科の花の最初は、「ラムズイヤー」です。葉も茎も銀白色の綿毛に覆われていて、赤紫色の花と相まって上品な感じがする花で......
シリーズ<「スズメウリ」>を育てるは、次回に載せます。