キク科の花(4)として、「ベニジューム」、「ベニジオアークトティス」を挙げます。
色彩が乏しい今の時季に、鮮やかな色が目に留まります。
<「ベニジウム(ベニジューム)」>
色彩が乏しい寒い冬に、鮮やかな色が目に留まります。
舌状の黄橙色の花弁に、黒い 輪 の斑模様が入り、“蛇の目” の様で、名前の由来とか
葉には、深い切込みが入り、互生、葉や茎には、細かい白い毛が密生します。
冬から早春に懸けて、次々と開花して、愉しませてくれます。
頭状花序が、茎の先端に着き、オレンジ、貴、白色の花を咲かせます。
似た花には、「ハナワギク(花輪菊)」 Cyrysanthemum carinatum
「ガザニア」 Gazania Hybrids、「アークトティス」 Arctotis × hybrida 等が
キク科、ベニジュウム属、半耐寒性一年草、南アフリカ原産、学名 Venidium fastuosum=Arctotis fastuosum
別名 「カンザキジャノメギク」(寒咲き蛇の目菊)、「ケープ デージー」
英名 Cape daisy 、Monarch of the veldt 、Iceland daisy
“南アフリカの草原の王” と訳すんでしょうか、アアフリカの雰囲気がいっぱいの花です。
開花した花と、氷を纏った様な蕾を同時に視ることができて、花色の ”熱” と 蕾 ”冷” の 協演です。
開花時間帯は、昼のみで、曇りや夜間には、花を閉じます。
葉や蕾は、水晶の様な毛が生えてキラキラ輝きます。
次も似た花の「ベニジオアークトティス」です。
「ガーベラ」や「ジャノメギク」、「ガアアニア」の仲間で、互いよく似ています。
<「ベニジオアークトティス」>
草株は、ロゼット状で、中央から長い花茎が上伸します。
葉は、細長く羽状に切込みが入ります、白い毛が生えているのでシルバーリーフに見えます。
花径 約7cm位、草丈 約30~50cm位、花色 ピンク、赤、橙、黄色と多彩。
ベニジュウム 属とアークトティス 属との交配種とのことで、似た仲間が多い花達です 。
キク科、ウェンデーアークトティス属、半耐寒性多年草、学名 Arctotis × Hybrida=Arlequin Harlequin Group
別名「アークトティス」


