梅雨時、霞の様に見える植物を挙げてみます、1回目は、「ケムリノキ」(煙の木)の花です。
正確には、花ではなく、花後の様子ですが
次回も、似た姿の「アサギリソウ」の花と、「ユウギリソウ」の葉を挙げる予定です。
<「ケムリノキ」(煙の木)>
木々が、”煙” に覆われている様にも見えます、また、”霞” が、棚引いてる様にも
”煙” の様に見えるのは、花では無く、花が咲き終わった後の花柄が、多数分岐して糸状になったものです。
花は、小さな(花径3mm位)5弁の花で、薄緑色や紫色で、見栄えは、イマイチです。
ウルシ科、ハグマノキ属、落葉小高木、ヨーロッパ原産、学名 Cotinus coggygria
英名 Smoke tree、別名「ハグマノキ」(白熊(はぐま)の木」、「スモークツリー」、「カスミノキ」(霞の木)
*白熊(はぐま)とは、動物のヤクの尾の毛のことで、白い毛の様な姿を著わしているようです。
葉が、紫色の「ロイヤル パープル」 Cotinus coggygria 'Royal Purple' も
花は、小さな小さな(花径3mm)位の5弁花を多数咲かせます。
下図は、葉が、紫色の「ロイヤル パープル」の葉と花です。
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予告通り「サボテン」=短毛丸=<タンゲマル>の様子です。
<動画にしました>