花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

”ベル” 型の花の追加。

2023-07-20 | 植物 花

今日は、最初に<”ベル” シリーズ>の追加として、「カンパニュラ」以外の

”ベル型” の花「ソリア」を挙げてみました、爽やかなブルーのベル型の花です。

 

<「ソリア / オーストラリアン・ブルーベルズ」>

濃淡のブルーの花弁が、爽やかです、小さなベル型の五弁の花を下向きに咲かせます。

蕾が開くにしたがって、花弁が重なった処は、濃い青色で、一重の処は、淡い青色に見えます。

果実は、食べることができますが、

トベラ科、ソリア属、常緑蔓性低木、オーストラリア原産、学名    Sollya heterophylla

英名    Australian bluebells、Bluebell creeper、

別名「ソリア」、「ヒメツリガネ」(姫釣鐘)、「ブルーベルズ」、「ソリア・ヘテロフィラ」

同 じ様な名前が付いたユリ科の「スパニッシュブルーベル」(シラーカンパニュラータ)」

Hyacinthoides non-scripta 「イングリッシュユブルーベル」 Hycinthoides hispanica  等々が有ります。



カンパニュラ」最終回

2023-07-18 | 植物 花

「カンパニュラ」の最終回として、「カンパニュラ・ラブンクロイデス」と「カンパニュラ・ポシャルスキアナ」です。

<「カンパニュラ・ラプンクロイデス」>

比較的 ”ベルフラワー” の雰囲気を漂わせる「カンパニュラ」です。

花茎を垂直に立たせ、多数の花が、並んだ見事な花穂を視ることが出来ます。

学名    Campanula rapunculoides

 

 

花径2cm、草丈 40から120cmと高い背丈です。

花冠が、5裂して、下向きに咲くので、”ベルフラワー” の特徴を充分に発揮します。

其の為、英名、別名が、多く付けられています。

1,「ハタザオギキョウ / 旗竿桔梗」、

2.「ジャイアントベルフラワー、Giant bellflower

3,「ラージカンパニュラ、 Large campanula

4,「ワイドベルフラワー、Wide leaved bellflower」等々

原産地は、ヨーロッパ、ロシア、ニシアジア地方とか。

 

 

 

次は、「カンパニュラ・ポシャルスキアナ」の ”ベル” です。

此の 清々しい姿の「カンパニュラ・ポシャルスキアナ´アルペン ブルー`」は、青紫色の星形の花が沢山咲かせます。

”星” の輝きです、「桔梗」が、咲く季節の秋の風の様に爽やかな色です。

一面に広がりますので、ドックガーデンやハンギングに適しています。

キキョウ科、カンパニュラ属、耐寒性多年草、東ヨーロッパ、バルカン半島原産(「カンパニュラ・ポシャルスキアナ」)

学名   Campanula posharskyana ´Alpen bulue`、英名   Serbian bellflower 、別名 「ホシギキョウ」(星桔梗)

「カンパニュラ ´アルペンブルー`」は、「カンパニュラ・ポシャルスキアナ」の園芸種とのことです。

<小さな画像は、クリックで拡大します>

涼し気と言えば、NHKアーカイブスに風鈴の映像が載っていました。

https://www.nhk.or.jp/das/movie/D0002161/D0002161229_00000_V_000.mp4


「カンパニュラ」(3)

2023-07-16 | 植物 花

今日の<「カンパニュラ」>には、シリーズ  №4として、”鐘” の形とは、多少、違う2種を挙げてみました。

「カンパニュラ・ラクティフロラ」、「カンパニュラ・ラブンクルス」です。

 

<「カンパニュラ・ラクティフロラ」>

英名  Silky  Bellflower 、別名にも「シルキーベルフラワー」が付いていますので載せてみました。

「カンパニュラ」の特徴の ”鐘” の形とは懸け離れていますが ・ ・ ・ 。

トルコ、コーカサス地方原産、耐寒性多年草、花は、ピラミット状集まりに立ち上がります。

花径  2から3cm、草丈  80から120cm

学名  Campanula lactiflora、英名  Milky  Bellflower

次は、小さな花が、多数咲かせる「カンパニュラ」の1品種です。

原種系の所為か、人気は、イマイチですが、最近、園芸種が、多く作出されていました。

<「カンパニュラ・ラプンクルス」>

ヨーロッパ原産の「カンパンニュラ」 Campanula spp. の ラプンクルス種とのことで

小振りで、清楚で、可憐な姿が、綺麗です。

ヨーロッパ原産(園芸種)、学名   Campanula rapunculus、英名   Rampion Bellflower


下図は、園芸種「カンパニュラ・ラプンクルス」 Campanula rapunculus 'Suzuhime' 

日本の種苗会社が、作出とのことで、”涼姫” の名前が、付いています、涼し気な花です。

線状の葉が、特徴の一つです。


「カンパニュラ」(2)

2023-07-14 | 植物 花

今日は、<「カンパニュラ」(2)>として、「カンパニュラ・グロメラータ」と

「カンパニュラ・フラギリス」の2種を挙げます。

昨日挙げた2種とは、少し違った姿ですが、雰囲気は、似ています。

 

<「カンパニュラ・グロメラータ / リンドウザキカンパニュラ」>

漏斗状の花が、総状に着きます、「竜胆」の様な花を咲かせるので、此の名前が付いた由

花色は、青、青紫以外にも白色の花が有ります。

九州地方の山地には、「竜胆咲きカンパニュラ」の変種の「ヤツシロソウ(八代草)

Campanula glomerata var.dahurica が 自生しています。

キキョウ科、ホタルブクロ(カンパニュラ)属、耐寒性多年草、ヨーロッパ北部、中央アジア、シベリア原産

学名   Campanula glomerata、英名   Clustered bellflower <"ベル型の花の集まり” >

別名「カンパニュラ・グロメラータ」


 

上に載せた「リンドウザキカンパニュラ」に比較的似ている花は、「カンパニュラ・フラギリス」です。

<「カンパニュラ・フラギリス」>

英名  June Bell、別名 「ジューンベル」の通り「カンパニュラ」の ”鐘型” の 特徴を備えます。

5裂した花は、上向きに咲き、「桔梗」の花に似ています。

キキョウ科、カンパニュラ属、イタリア原産、半耐寒性多年草、花径 3~4cm、草丈 10~40cm

学名  Campanula fragilis 、英名  June Bell



「カンパニュラ」

2023-07-12 | 植物 花

今日、1回目は、「カンパニュラ」 Campanula spp.  を2種を挙げてみました。

他の2種は、次回に分けて載せてみます。

1回目は、「カンパニュラ・メディウム」と「カンパニュラ・プンクタータ」です。

 

<「カンパニュラ・メディウム / 風鈴草」>

総状花序をだして、斜め上向きに花が咲きます、花色は、青紫、ピンク、白等です。

葉が地面を這うように広がり、中心から花茎が立ち上がり、枝分かれします。

釣り鐘状の花をやや上向きに咲かせます。

ヨーロッパの自生種を改良した園芸種が多く見られ、二重咲き、外側の花弁が平開して、内側の花弁が

カップ状の「カンパニュラ・メディウム ’カップ アンド ソーサー’」等

仲間の「ホタルブクロ」(蛍袋)にも二重咲きが見られます。

<カンパニュラ>は、ラテン語の   Campana (鐘)に由来するとか

キキョウ科、ホタルブクロ(カンパニュラ)属、耐寒性二年草、別名「フウリンソウ / 風鈴草」、学名   Campanula medium


亀吉

下図は、二重咲きの「カンパニュラ・メディウム ’カップ アンド ソウサー’」”Cup and Saucer” です。

次は、“山野草” として御馴染みの「ホタルブクロ」(「カンパニュラ・プンクタータ」)です。

<「ホタルブクロ」>

釣り鐘型の花を下向きに咲かせます、特徴として、五枚の萼が、大きなV字形をしていて、其の間に反り返った

副萼片が在ることです、萼は、丁度「茄子」の<ヘタ>に似ています。

名前の由来は、<子供が、蛍を此の袋の様な花の中に入れて遊んだからとか、一方、昔、チョウチン(提灯)を古い名前で

ホタル(火垂)と呼んだからとか>との説が有りました、<蛍を包む袋>も、<提灯の形>も頷けますか

日本、中国、朝鮮半島原産、多年草、学名   Campanula punctata英名   chinese rampion、bell-flower

赤紫色や二重の白色の花も

「ホタルブクロ」の花にも二重咲きの花が

濃い青色の花 ’サラストロ' も視られます、Campanula  ’Sarastro' 

下の映像は、「ホタルブクロ」の花です、NHKアーカイブから