黄色い花が、秋の陽を受けて、輝きます、「ハナセンナ」と「キンレイジュ」の花を挙げました。
「ハナセンア」は、「カッシア・コリンポサ」の名前でも人気が有ります、陽辺りを好む此の時季の花です。
最初の “秋、黄色 は、「ハナセンア」(花旃那)の黄色い花です。
総状花序で、五弁の黄色い花を咲かせます、今月一杯が見頃です、茶色の三本の雄蕊が目立ちます。
小葉は、偶数羽状複葉、全縁、披針形で先端が尖ります。
マメ科、カッシア属、半耐寒性常緑低木、アルゼンチン、ペルー原産、学名 Senna corymbosa (=Cassia corymbosa)
英名 Flowerring senna、Argentine senna、別名 「カッシア・コリンボサ」、「アンデスの乙女」
黄色が盛り上がった様子から、Scrambled eggs の名前も付いていました。
仲間の「センナ」(旃那) Cassia angustiflora は、漢方薬(便秘薬)に加工されますが
「ハナセンナ」は、“花を鑑賞する” 「センナ」で、秋の終わり頃まで愉しめます。
下図は、葉が丸みを帯びた「コバノセンナ」(小葉のセンア) Cassia coluteoides
「ハナセンア」の葉と「コバノセンナ」の葉は、下図の様な違いが ・ ・ ・
左図が、「ハナセンナ」の葉、右図が、「コバノセンナ」の葉です、”小葉” です。
マメ科ですので、下図の様な長さ10cm位の豆果が垂れ下がります。
次の “黄色” は、「キンレイジュ」(金鈴樹)の花です、春~夏~冬と長い間愉しめる花です。
黄色で、トランペット状の花を房状に咲かせ、花弁の中心から花冠にかけて朱色の筋が入り、華やかさが増します。
奇数羽状複葉で、縁にギザギザが有る長楕円形で先端が尖った葉です。
ノウゼンカズラ科、テコマ属、常緑高木、アメリカ、西インド諸島、メキシコ原産、学名 Tecoma stans
英名 Yellow bells 、 yellow elder 、別名 「テコマ・スタンス」
<他の画像は、動画にしました>