さんぽみち 野の花

一滴の水が注がれるように、
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出会った出来事を
つづっています。

月夜の遠い思い出!

2017年10月31日 | 季節感
「ミセバヤ」

夕べの月は半月より少しふくらんでいました。

月夜で思い出すのは、決まってひとつの場面です。
親戚の家から最寄り駅までの道、街灯もない道を
月明りだけをたよりに、両親と姉弟と歩いています。
みんなのお腹は満たされています。

それまで親戚の庭先では裸電球の下で脱穀機が回り、
わら屑がもうもうと飛び散っていました。
大人たちの働く声が聞こえていました。
その音が止み、ひと段落すると
大人たちにはお酒とごちそうがが並んだ
祝いの席が待っています。
子供たちもお相伴にあずかりました。

月のない夜もありました。
そんな夜は提灯を片手に歩いて帰りました。

小手指 明正地所ホーム



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