
「ぞうがん」です。
赤土でつくった作品の器面に線を彫り込み、そこに白土を埋めたのち、削り出して、模様を定着させます。

上っ面な絵じゃなくて、れっきとした三次元表現。
なので、コントラストも際立ちます。

横山くんの作。
器のプロポーションと絵柄もマッチしてて、なかなかいいものになりました。

それを応用した、「絵の具ぞうがん」。
素焼き後の器の凹み面に絵の具を差し、それをぬぐって・・・

凸部にハイライトをつくろう、という試みのようです。
佐藤(直)さん、うまくいくか?

こちらも(直)さん。
今度は「釉ぞうがん」です。
絵の具じゃなく、釉薬によるぞうがん。

素焼きの器に、いったん釉薬を掛け、スポンジでぬぐった後に、もう一度施釉します。
突出した部分のトップはきれいに拭き取れて地肌が露出しますが、凹んだところには釉が残って色がつきます。

釉薬の二重掛けになるので、絵の具のときとは違ってにじみますが、その効果を狙います。
楽しみな本焼きは、遅くとも17日!
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園