今年も霧島市広瀬地区で、お盆明けの行事ハンギリ出しがありました。
海岸堤防から見た北側の風景 以下の画像は全て2015年8月16日に撮影

霧島市が設置した案内板の表示は次のとおりです。
「ハンギリ出し」とは、毎年、盆明けの8月16日、精進落としの行事として広瀬地区で行われています。「ハンギリ」とは飼い葉桶のことで、十数メートルの孟宗竹2本の先にハンギリをはさんでくくり付け、幅約2メートルの板を4枚置いて取り付けたものです。この4枚の狭い板の上に立って投網をするには熟練の技を要しますが、その姿は風情があります。獲れたエッナ(ボラの子)はその場で調理され、酒の肴となります。
小村新田の潮止め工事が行われた弘化2年(1845)~嘉永4年(1851)の頃、潮溜まりのエッナを投網で取ったのが始まりといわれています。現在もこの行事は続いており、毎年多くの見物客でにぎわいます。 霧島市教育委員会 (引用終わり)
周辺の帰り松 右側は海岸堤防

潮溜まり周辺の遊歩道には霧島市と姉妹盟約を結んでいる岐阜県海津市の「木曽三川 千本松原を愛する会」から贈られた「帰り松」が植えられています。
ここでも気になる桜島の様子

15日に噴火警戒レベルが4に引き上げられた桜島は、ここから南の方向にあります。ご覧のとおり雲に覆われて山体が殆ど見えません。噴火すればこの付近は火山灰まみれになります。気に掛けながら撮影しましたが、結局16日中は噴火しませんでした。
飛び立つ白鷺

10時の投網開始を告げる花火に驚き一斉に飛び上がりました。出水の鶴も同様ですが何かに驚き慌てて飛び立つ姿は優雅ではなく、可哀想な感じでした。
いざ出漁

日差しが弱く蒸し暑い空模様

カメラマンが一杯

今年は16日が日曜日のため、普段よりもカメラマンが多いようでした。真夏の日差しが照りつけると、投網が光ってきれいなのですが今日は今ひとつです。大汗はかかずにすみましたが、撮影に力が入りませんでした。
資源保護を呼びかける看板

ボラは大きくなるにつれて名前が変わる出世魚です。ボラの幼魚がエッナです。ボラが大きくなると体長80センチほどにもなりトドと呼ばれます。「トドのつまり」のトドのようです。大きなメスの卵巣は、珍味カラスミの原料になります。
簡単な竹と板、ハンギリを組合せた筏

投網の風景

エッナと思われる獲物

こちらはスズキのようです

今年は魚が小さかった

漁を終えて取材風景 11時7分

桜島噴火警戒の影響でしょうか、例年よりもテレビ取材が少なく、私が見かけたのは1社だけでした。新聞社取材も1社見かけました。
手馴れた包丁捌き

おもてなしコーナー 霧島市長さんもお見えでした

霧島市の関平鉱泉水の試飲コーナー

頂いた美味しい鉱泉水で、のどの乾きを潤しました。今年は漁が少なく魚も小型でしたが来年の豊漁を期待しながら11時15分頃帰途につきました。
海岸堤防から見た北側の風景 以下の画像は全て2015年8月16日に撮影

霧島市が設置した案内板の表示は次のとおりです。
「ハンギリ出し」とは、毎年、盆明けの8月16日、精進落としの行事として広瀬地区で行われています。「ハンギリ」とは飼い葉桶のことで、十数メートルの孟宗竹2本の先にハンギリをはさんでくくり付け、幅約2メートルの板を4枚置いて取り付けたものです。この4枚の狭い板の上に立って投網をするには熟練の技を要しますが、その姿は風情があります。獲れたエッナ(ボラの子)はその場で調理され、酒の肴となります。
小村新田の潮止め工事が行われた弘化2年(1845)~嘉永4年(1851)の頃、潮溜まりのエッナを投網で取ったのが始まりといわれています。現在もこの行事は続いており、毎年多くの見物客でにぎわいます。 霧島市教育委員会 (引用終わり)
周辺の帰り松 右側は海岸堤防

潮溜まり周辺の遊歩道には霧島市と姉妹盟約を結んでいる岐阜県海津市の「木曽三川 千本松原を愛する会」から贈られた「帰り松」が植えられています。
ここでも気になる桜島の様子

15日に噴火警戒レベルが4に引き上げられた桜島は、ここから南の方向にあります。ご覧のとおり雲に覆われて山体が殆ど見えません。噴火すればこの付近は火山灰まみれになります。気に掛けながら撮影しましたが、結局16日中は噴火しませんでした。
飛び立つ白鷺

10時の投網開始を告げる花火に驚き一斉に飛び上がりました。出水の鶴も同様ですが何かに驚き慌てて飛び立つ姿は優雅ではなく、可哀想な感じでした。
いざ出漁

日差しが弱く蒸し暑い空模様

カメラマンが一杯

今年は16日が日曜日のため、普段よりもカメラマンが多いようでした。真夏の日差しが照りつけると、投網が光ってきれいなのですが今日は今ひとつです。大汗はかかずにすみましたが、撮影に力が入りませんでした。
資源保護を呼びかける看板

ボラは大きくなるにつれて名前が変わる出世魚です。ボラの幼魚がエッナです。ボラが大きくなると体長80センチほどにもなりトドと呼ばれます。「トドのつまり」のトドのようです。大きなメスの卵巣は、珍味カラスミの原料になります。
簡単な竹と板、ハンギリを組合せた筏

投網の風景

エッナと思われる獲物

こちらはスズキのようです

今年は魚が小さかった

漁を終えて取材風景 11時7分

桜島噴火警戒の影響でしょうか、例年よりもテレビ取材が少なく、私が見かけたのは1社だけでした。新聞社取材も1社見かけました。
手馴れた包丁捌き

おもてなしコーナー 霧島市長さんもお見えでした

霧島市の関平鉱泉水の試飲コーナー

頂いた美味しい鉱泉水で、のどの乾きを潤しました。今年は漁が少なく魚も小型でしたが来年の豊漁を期待しながら11時15分頃帰途につきました。