花浄土鹿児島

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2015 蒲生太鼓踊り 姶良市蒲生町 2015/08/21 (鹿児島)

2015-08-21 22:36:03 | 祭り・伝統行事
毎年8月21日に姶良市蒲生町(かもうちょう)の蒲生八幡神社に奉納されています。同市加治木町と同じく島津義弘公ゆかりの地です。以下の画像は全て当日撮影したものです。

9時前 集合地の辻通りに向う北保存会の一行 後ろは姶良市役所蒲生総合支所


蒲生太鼓踊りについて鹿児島県ホームページから引用して紹介します。

太鼓踊りは,約400年もの歴史をもつ郷土伝統芸能で,島津義弘公の手によって広められたものです。その勇壮さから,征韓の凱旋踊りとして,或いは流行病を鎮める効験があるとして,県内各地に伝承されています。旧姶良郡内の加治木町や姶良町に伝承されているものと同じ由来をもち,基本的な仕様も同じですが,地域の独自性を表現するためか,踊り方や唄に若干の相違がみられます。

 旧蒲生町では下久徳・川東・北の3地区において太鼓踊り保存会が設けられ,地域住民が一体となってその継承活動に努めています。昨今では,幼児や小学生・中学生・高校生も踊り子として参加しており,将来的に後継者となるべく人材も育ってきています。

 明治初年来,蒲生では旧暦7月21日(現8月21日)に,蒲生八幡神社へ太鼓踊りが奉納され,同時に3地区保存会合同による一般公開も行われています。
 町内にある3つの太鼓踊りは,平成16年(2004)7月20日,蒲生町指定無形民俗文化財に指定されています。(引用終わり)
現在は旧姶良町の春花(はるけ)保存会も加わり4団体で奉納しています。踊り手に女性や幼児の参加割合が年々増えているようです。

9時過ぎ 開始式 姶良市長と4保存会代表者など


辻通りの道太鼓 北保存会 隊列を組んで踊りながら進みます


いざ出発 下久徳保存会


辻通りを行く道太鼓 北保存会


9時12分から道太鼓が始まり、およそ6分間隔で春花、川東、北、下久徳の順で神社方向へ出発しました。道沿いに観客が並んでカメラマンも多数集まります。電柱、電線、道路標示ラインが目立つので、写真的に好みではなく例年私はあまり撮影していません。

蒲生小学校横を神社に向う 春花保存会


神社階段前の踊り 春花保存会


境内での踊り 春花保存会


同じく春花保存会


同じく春花保存会


踊りの後に太鼓の独演 春花保存会


蒲生八幡神社は大きな楠(くすのき)がシンボルです。広い境内と周囲は楠、銀杏などの大木に囲まれ、電線、電柱はなく中央部以外は土庭、階段もあり撮影条件に恵まれています。蒲生太鼓踊りは鉦の音が高く勢いがあり、撮影に引き込まれます。

デジタルカメラのありがたさ、2400枚ほど撮影しました。フィルムで撮影なら多額な経費を要するところです。難点は撮影時に集中力が欠けること、画像確認が大変なことです。細かく画像を見直すには時間がかかります。

私が思うには、撮影直後は撮影時の感動や気持が強すぎます。客観的な評価を邪魔して、あれもこれも良く見えてしまいます。そう言いながら画像の選定・削除が進まず、ゴミ屋敷のごとくパソコンに画像データを溜めています。(笑)

例年より観客が少なめ


社殿前の階段に隙間あり


21日が出校日の蒲生小学校児童が見学


力強い鉦の音 川東保存会


蒲生八幡神社


大楠 国の特別天然記念物


境内での踊りは10時12分頃に始まり11時42分に終わりました。2保存会は境内で昼食・休憩。その後、町内各地で踊りを披露します。晴れたり曇ったりの空模様でしたが、湿気があり撮影するだけでも大汗をかきました。保存会の皆様方には大変お疲れさまでした。今年も元気な踊りを見せて頂き、ありがとうございました。



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