9月28日(金)台風を気にしながら大根の種蒔き準備をしました。
25日(火)に予定していた作業ですが、当日は草刈作業に手間取り28日になったものです。
25日 里道の草刈作業
人が通るだけの昔ながらの田舎道です。農村地域のごく身近な生活道路は地元自治会などの共同作業により維持管理する習慣が今も残っています。
鹿児島語では「みっつくい」と言い、お盆前、正月前などに掃除や草刈りをします。標準語に直訳すれば「道作り」でしょうか、いわゆる道普請(道路の維持管理作業)です。手入れを怠ると未舗装の道路面は荒れ、藪が広がれば道路が狭くなります。
斜面や法面が崩れることもあり、昭和40年代頃まではまさに道を作るような奉仕作業でした。最近は未舗装道路は殆どなく、草刈機の普及で昔よりも負担は減っています。一方で高齢・過疎化が著しく、公道認定されていない私道、農道などの維持管理は困難になっています。
25日 唐芋(サツマイモ)の試し掘り
草刈作業に汗を流した後の楽しみとして唐芋を試し掘りしました。
左は今年初めて植えた人気品種「紅はるか」、5月初旬に植付けたものの小さなナス程度の大きさ。3本程度は軽く食べられそうで焼芋には適度な感じです。
黄金千貫、安納芋は例年並みの出来です。安納芋は土との相性が良いのか毎年豊作です。多いときは一つの蔓から5個程度の芋が収穫でき、芋が一個だけの場合は夏ミカン2個分ほどにも肥大することがあります。包丁が通りにくく持て余します。収穫から半月ほど室内保管し、糖度が増してから食します。
28日 季節の花 芙蓉
酔芙蓉 白い花は夕方にはピンク色に染まりしぼむ
野菜園の作業に取り掛かる前に家に接触しそうな木の枝を切りました。強風に揺すられた枝先が屋根や壁を壊す恐れがあり、一回りして高枝ハサミで取り除きました。
農作業の合間には水分補給と花の撮影。休憩ではゆっくり腰を下ろして近所の方と他愛のない世間話をさせて頂きありがたいことです。体調を崩さないよう、最近はのんびりペースを心掛けています。東風は強いもののきれいな秋空が広がりまだ台風の気配はありません。
大根種蒔きの準備
活着不良の唐芋畝は雑草がはびこらないよう残していました。根付いた芋を残して苦土石灰、肥料を散布して耕しました、大根は細やかに深く耕すほど出来が良いとのこと。
ミツマタも振り上げて深くまで耕すと下の粘土層から土の塊が出てきて逆効果なのですぐに止めました。肥料が土になじむのを待って天候を見ながら種蒔きの予定です。
生姜とオシロイバナ
17時を回り薄暗くなった庭の隅にオシロイバナが咲いていました。夕方に咲くことから英語では「午後4時(Four o’clock)」の別名もあります。生姜の白い花がかすかに甘い香りを漂わせていました。台風で倒れると可哀想なことです。
28日夕方の吹上浜日置海岸
東風で海面は穏やかですが、横一線に打ち寄せる波はウネリの前兆です。雲が広がり夕焼けは出そうにありません。この夏は大波が砂山を洗うような大荒れはなく、外海としてはかなり珍しいことです。南方からの漂着物も殆どなく砂浜を歩く気にならず、面白みに欠ける夏でした。
猛暑は去ったものの、岸近くには広く海藻が発生しキス釣りがしにくい状態と聞きました。キス網の船もあまり見かけず、昨年同様キス釣りはダメな夏でした。
29日 台風24号の進路予想図 読売テレビ ウェークアップ!
29日(土)朝方は弱い雨が降りましたが日中は曇り空、東風も強くありません。明日にはスピードアップの予想で急速に風雨が強くなりそうです。予報円の中心は種子島の南ですが勢力が強いので鹿児島県本土にも大きな被害が懸念されます。
鹿児島で台風と言えば、まず思い出すのは昭和26年のルース台風です。戦後間もないラジオだけが情報源の時代、沖縄付近を通過した台風は速度を上げて10月14日夜串木野市に上陸しました。上陸時の中心気圧は935hp、遅い時期の不意打ちのような強い台風で大きな被害が出ました。
ルース台風の進路図 気象庁ホームページから引用
30日(日)に予定されていた運動会などが中止になっています。鹿児島の普通作は大半がこれから稲刈時期、影響が少ないまま通過してほしいものです。
25日(火)に予定していた作業ですが、当日は草刈作業に手間取り28日になったものです。
25日 里道の草刈作業
人が通るだけの昔ながらの田舎道です。農村地域のごく身近な生活道路は地元自治会などの共同作業により維持管理する習慣が今も残っています。
鹿児島語では「みっつくい」と言い、お盆前、正月前などに掃除や草刈りをします。標準語に直訳すれば「道作り」でしょうか、いわゆる道普請(道路の維持管理作業)です。手入れを怠ると未舗装の道路面は荒れ、藪が広がれば道路が狭くなります。
斜面や法面が崩れることもあり、昭和40年代頃まではまさに道を作るような奉仕作業でした。最近は未舗装道路は殆どなく、草刈機の普及で昔よりも負担は減っています。一方で高齢・過疎化が著しく、公道認定されていない私道、農道などの維持管理は困難になっています。
25日 唐芋(サツマイモ)の試し掘り
草刈作業に汗を流した後の楽しみとして唐芋を試し掘りしました。
左は今年初めて植えた人気品種「紅はるか」、5月初旬に植付けたものの小さなナス程度の大きさ。3本程度は軽く食べられそうで焼芋には適度な感じです。
黄金千貫、安納芋は例年並みの出来です。安納芋は土との相性が良いのか毎年豊作です。多いときは一つの蔓から5個程度の芋が収穫でき、芋が一個だけの場合は夏ミカン2個分ほどにも肥大することがあります。包丁が通りにくく持て余します。収穫から半月ほど室内保管し、糖度が増してから食します。
28日 季節の花 芙蓉
酔芙蓉 白い花は夕方にはピンク色に染まりしぼむ
野菜園の作業に取り掛かる前に家に接触しそうな木の枝を切りました。強風に揺すられた枝先が屋根や壁を壊す恐れがあり、一回りして高枝ハサミで取り除きました。
農作業の合間には水分補給と花の撮影。休憩ではゆっくり腰を下ろして近所の方と他愛のない世間話をさせて頂きありがたいことです。体調を崩さないよう、最近はのんびりペースを心掛けています。東風は強いもののきれいな秋空が広がりまだ台風の気配はありません。
大根種蒔きの準備
活着不良の唐芋畝は雑草がはびこらないよう残していました。根付いた芋を残して苦土石灰、肥料を散布して耕しました、大根は細やかに深く耕すほど出来が良いとのこと。
ミツマタも振り上げて深くまで耕すと下の粘土層から土の塊が出てきて逆効果なのですぐに止めました。肥料が土になじむのを待って天候を見ながら種蒔きの予定です。
生姜とオシロイバナ
17時を回り薄暗くなった庭の隅にオシロイバナが咲いていました。夕方に咲くことから英語では「午後4時(Four o’clock)」の別名もあります。生姜の白い花がかすかに甘い香りを漂わせていました。台風で倒れると可哀想なことです。
28日夕方の吹上浜日置海岸
東風で海面は穏やかですが、横一線に打ち寄せる波はウネリの前兆です。雲が広がり夕焼けは出そうにありません。この夏は大波が砂山を洗うような大荒れはなく、外海としてはかなり珍しいことです。南方からの漂着物も殆どなく砂浜を歩く気にならず、面白みに欠ける夏でした。
猛暑は去ったものの、岸近くには広く海藻が発生しキス釣りがしにくい状態と聞きました。キス網の船もあまり見かけず、昨年同様キス釣りはダメな夏でした。
29日 台風24号の進路予想図 読売テレビ ウェークアップ!
29日(土)朝方は弱い雨が降りましたが日中は曇り空、東風も強くありません。明日にはスピードアップの予想で急速に風雨が強くなりそうです。予報円の中心は種子島の南ですが勢力が強いので鹿児島県本土にも大きな被害が懸念されます。
鹿児島で台風と言えば、まず思い出すのは昭和26年のルース台風です。戦後間もないラジオだけが情報源の時代、沖縄付近を通過した台風は速度を上げて10月14日夜串木野市に上陸しました。上陸時の中心気圧は935hp、遅い時期の不意打ちのような強い台風で大きな被害が出ました。
ルース台風の進路図 気象庁ホームページから引用
30日(日)に予定されていた運動会などが中止になっています。鹿児島の普通作は大半がこれから稲刈時期、影響が少ないまま通過してほしいものです。