花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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夏の終わり 唐芋の蔓返し 2019/08/18 (鹿児島)

2019-08-19 18:21:27 | 野菜作り
8月18日(日)は朝から雲が厚く時々小雨模様となりました。
台風とともにお盆が過ぎ、天気のパターンが変わったようです。雨の中で唐芋(サツマイモ)の蔓返しなどに汗を流しました。

キス釣りの人たち 以下の画像は8月18日に撮影


潮時は良いのですが小雨模様で少しウネリもあって、釣果は今ひとつとのこと。この夏も昨年に続いてキス釣りは不調、キス網も殆ど操業していません。昔と何かが変わってしまったのでしょうか。

海水温、遠浅などの地形変化、サメやエイの出没、海流の変化・・・。沿岸漁業は高齢化も進み衰退の一途、時代の変化とはいえ寂しいことです。

猛暑に負けないランタナ


雨不足、猛暑、台風にもほとんど影響を受けない元気なランタナです。同じランタナでも種類によってはこれほど旺盛に成長しません。

道路を狭くしていましたので畑作業後に刈り込みました。イチョウは台風による潮風で落葉が進んでいます。

藪も畑も茂る


畝の境が判らないほど蔓が茂っています。畝と畝の間や畝の外に伸びた蔓は、土が被さるとそこから発根します。放置すると畝以外の場所でゴボウほどの太い根が成長、または小さな芋が付くことがあります。畝の中の芋が成長しなくなるので蔓を畝の上に戻し、土に根を張った蔓を引きはがします。

ユリが見頃


テッポウユリに似ていますが茎が細く、今の時期に咲くのでタカサゴユリではないかと思います。道路斜面や道沿いの空地などにも多く群生しています。

蔓返しを終えたところ


本来は7月頃に行う作業です。長いものでは蔓が2m近くも伸びて隣の畝も乗り越え蔓同士が複雑に絡まり合っていました。これを中腰でかき分けながら引きはがすので暑い日差しが照り付ける日には大変な作業です。

雨が降り出しましたが流れ落ちる汗は少なく、日差しの強い日に比べればまだ楽なもの。頑張って作業を終えました。最後に植えた個所には追肥を行い、ナスと山芋にも追肥をしました。

山芋の蔓に付いたムカゴ


事業規模の山芋栽培ではムカゴは厄介者扱いされているようです。地中の芋の成長が進まず、大量のムカゴが地上に落ちると翌年発芽して栽培管理に支障があるとのこと。

大きいものではビワほどの大きさに成長し、翌春に発芽すると苗として利用できますので私は放置しています。

復活しそうな苦瓜(ゴーヤー)


2本植えて一本は枯れましたが、こちらは根元から新芽が伸びてきました。棚の上部に先端が届いたのでうまく行けばこれからでも着果が期待できそうです。枯れた原因は脇芽を摘み過ぎて病原ウィルスが入ったのではと想像しています。

道具をひとまとめ


鍬、山鍬、剪定ハサミ、鎌、熊手、箒、移植ごて、塵取り、肥料など、運搬用に一輪車は大事な農具です。

引潮の浜


畑作業を終えて浜に出ると、引潮時で島(砂洲)ができていました。小さな子供と浜遊びの人、貝を採る人、キス釣りの人、犬を連れて散歩する人がいました。最近では人影が少ない吹上浜ですが、たまたまこの日はこれらの人々が画面に写りこみ、昔を思い出させる光景でした。

ショウガの花


この夏は例年よりも実家に戻る日が少なく、いつの間にかショウガの花が咲いた感じです。台風の影響もなくかすかに甘い香りを振りまいていました。雲が厚く時折雨が降り、照り付ける日差しがない分暑さが和らぎました。

汗をかいたところに雨にも降られましたが、シャワーを浴びて汗を流し、気分も一新。わずかな自家用野菜ですが、元気に働けることはありがたいことです。北国など早いところでは2学期も始まるこの時期、鹿児島も夏の終わりを感じる一日でした。
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