花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

春の訪れ 唐芋の苗床を作る 2021/03/09(鹿児島)

2021-03-10 17:51:21 | 野菜作り
3月9日(火)、例年より早めに唐芋(サツマイモ)の苗床を作りました。

実家に咲く山桜 以下の画像は3月9日に撮影


60年ほど前に母が植えた山桜です。近所の井戸近くに芽生えた桜と聞いていました。折れた枝が屋根に落ちないよう、絡みついたムベの蔓はそのままにしてあります。

きれいなポピー 危険植物のナガミヒナゲシらしい


道沿いにあり花が増えていました。ネット検索するとナガミヒナゲシらしく、繁殖力が爆発的で他の植物の生育を阻害する性質があるようです。

一つのサヤに1600個ほどの種子ができ、一株では8万~20万粒になり、数年にわたって発芽するとのこと。

早くもボケの花が散っていた


このところの気温上昇のためか、蕾が膨らんだと思ったら半分以上は散っていました。

海岸部に自生するトベラ 新芽が伸び始めた


幼木のうちは生育が遅く、1m程度に達すると成長が加速されます。子供の頃、家の南側に大きなトベラの木がありよく登って遊びました。

開花寸前の大根 試しに一本だけ収穫


3月に入り花茎が急に伸びて開花寸前です。手に持った感じでは以前よりも少し軽く感じますが・・・さて中身はどうでしょうか。

唐芋の苗床 例年よりも10日ほど早い設置 今年は2種類を伏せ込む


一つは苗が市販されていない焼酎原料用の白系芋で、生育力が強く大きくなります。デンプン目的のため甘みに乏しく、焼芋では粉っぽくなります。

水分が少なめで、飲み物なしに食べると喉に引っ掛かります。あまり好まれませんが、私はホクホク感があり好きです。

えんどう豆の西側 ビニルをかけて完成


もう一つは人気種の紅はるかです。焼芋にすると甘く少しねっとり感があり、多くの苗が市販されています。

ビニル資材のない昭和30年代は彼岸前後に苗床を作るものでした。囲いの中の栽培区画に稲わらなどを敷き込み、地熱を上げる工夫をしていました。

竹藪開墾用の土ふるいを設置


山鍬で削った土と竹の根などをプラスティック製の魚箱に入れて、前後に揺すって土をふるい分けます。竹の根やシダの根などを取り除いた分だけ、地表面が下がります。

補充策として唐芋の蔓や落葉、雑草などを入れる予定です。バラと芙蓉を撤去した花壇には、半分土になった雑草や落葉を補充予定です。

ユスラウメ 花は殆ど終わっていて残念


庭先ではなく砂山にあり、すぐに目に付かないため今年は撮影好機を逃しました。

春は駆け足で進む 浜ではコウボウムギに穂が出ていた


砂の間から新芽が伸び出し、あちこちに穂も出ていました。過酷な真夏前に種を残すため、砂山の植物は懸命に生きています。

吹上浜のジギングは不調のままで終わろうとしていますが、少し沖合にはサゴシ狙いの引縄漁船が行き来していました。来月にはキス釣りが始まり、大型連休の頃には初夏を感じるほどになります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。