3月15日(月)好天の鹿児島市花尾町に出かけました。
まずは花尾神社へ 以下の画像は3月15日に撮影
花尾神社で知られる鹿児島市花尾町は旧郡山町の東部に位置し、東側は旧吉田町に接しています。
境内では岩ツツジがきれいに咲きそろっていました。この後神社南側に向かい、反時計回りに花尾山まで行きました。
9時19分 中ほど右奥が花尾山 左手は花尾神社の森
山桜を探すうちに緩やかな林道に入り込み、数軒の民家が途切れると見渡しのきかない山中に向かっていました。
林道沿いの山桜
緩やかな林道沿いは植林された杉林のため、山頂部は見えません。自然林は山頂付近と急傾斜地、岩場だけで、上の方に山桜は殆ど見当たりませんでした。
11時23分 花尾山 540mの山頂着
林道は一部で斜面崩落のため狭いものの、登山道入り口近くまでコンクリート舗装路でした。軽トラならば路面を気にせず走れそうです。
林道終点近くまで歩いてきた感じで、山頂は見えないものの近い気がしました。予備知識もなしに杉の枯枝を杖代わりに右手に持ち、何度も休みながら30分ほどかけて登りました。一般的には南登山口から山頂まで10~15分のようです。
南西方向の展望 意外にも展望範囲は狭い
ネット情報でたまに見た程度ですが、山頂から展望が開けていたのは西から南側、角度にして120度程度で少しガッカリ。
花尾神社近くの田圃が見えた
2枚目の画像撮影地点の工事現場が右隅に写っています。遠くに日置市の妙円寺団地らしき風景も見えましたが、見通しが今ひとつで残念。
帰りは北側へ下山 およそ25分で林道に出た
カブト虫岩の案内板もありましたが、遠そうだったのですぐ引き返し北側へ下山開始。予想通り少し急でしたが、ずっとロープが張り巡らしてあり安心でした。頼りがいのある太いロープは蛇ロープと呼ぶようで、感触が蛇に似ているのでしょうか。
食料も水もスマホも持たず、リュックもなしにカメラ2台を首と肩にかけ、内一台は望遠レンズ付き。額の汗が気になり右手を動かした途端、右目に杖代わりの杉の枝先が当りヒヤッとしました。無謀な単独行だったと反省。
13時13分 花尾神社の東側山間部の棚田
耕作中の田圃にシカの足跡があり、山桜、アオモジが咲いていました。さらに神社側に下りると広場横のソメイヨシノが一部開花していました。
椿もそろそろ終わり 花尾神社境内
花尾かくれ念仏洞
山歩きの帰りらしき若者から、かくれ念仏洞入口の桜開花情報を得ました。4時間以上も歩き回り疲れていましたが、桜はすぐ散ってしまいます。行くしかない。
かくれ念仏洞の広い駐車場
道路から少し山手に入ると広い駐車場が整備され、休憩所、トイレもあります。色濃い桜の品種名は判りませんが青空に映えていました。右側はソメイヨシノのようでした。
竹の杖が多数準備してありますので、利用した方が楽です。杖なしで坂道を上がるとすぐに息切れして後悔しました。
14時5分 山道をゆっくり上がると見えてくる念仏洞
薄暗い念仏洞の中
説明板 鹿児島市教育委員会
花尾かくれ念仏洞について、鹿児島市のかごしま国体ページから引用して紹介します。
花尾山の裾伝いの道路から、山路を約200メートルはいった杉木立の中の岩崖の天然の洞窟が「花尾隠れ念仏洞」です。
その洞窟の入口は高さ約1.4メートルあり、中は奥行き約4メートル、横幅8メートル、畳8畳敷程度の広さで、腰をかがめて歩けるほどです。
島津藩は浄土宗の信仰を厳しく禁じており、明治9(1876)年の禁制を解かれるまでの約300年もの長い間、隠れて念仏の行に利用していました。(引用終わり)
サツマイナモリ 花尾神社の森
やはり予備知識と装備が大事です。改めて、自身は高齢者であり、山の単独行は危険だと反省。花尾山と周辺の山歩きについては、YAMAPの花尾山ページに詳しい情報がありました。
まずは花尾神社へ 以下の画像は3月15日に撮影
花尾神社で知られる鹿児島市花尾町は旧郡山町の東部に位置し、東側は旧吉田町に接しています。
境内では岩ツツジがきれいに咲きそろっていました。この後神社南側に向かい、反時計回りに花尾山まで行きました。
9時19分 中ほど右奥が花尾山 左手は花尾神社の森
山桜を探すうちに緩やかな林道に入り込み、数軒の民家が途切れると見渡しのきかない山中に向かっていました。
林道沿いの山桜
緩やかな林道沿いは植林された杉林のため、山頂部は見えません。自然林は山頂付近と急傾斜地、岩場だけで、上の方に山桜は殆ど見当たりませんでした。
11時23分 花尾山 540mの山頂着
林道は一部で斜面崩落のため狭いものの、登山道入り口近くまでコンクリート舗装路でした。軽トラならば路面を気にせず走れそうです。
林道終点近くまで歩いてきた感じで、山頂は見えないものの近い気がしました。予備知識もなしに杉の枯枝を杖代わりに右手に持ち、何度も休みながら30分ほどかけて登りました。一般的には南登山口から山頂まで10~15分のようです。
南西方向の展望 意外にも展望範囲は狭い
ネット情報でたまに見た程度ですが、山頂から展望が開けていたのは西から南側、角度にして120度程度で少しガッカリ。
花尾神社近くの田圃が見えた
2枚目の画像撮影地点の工事現場が右隅に写っています。遠くに日置市の妙円寺団地らしき風景も見えましたが、見通しが今ひとつで残念。
帰りは北側へ下山 およそ25分で林道に出た
カブト虫岩の案内板もありましたが、遠そうだったのですぐ引き返し北側へ下山開始。予想通り少し急でしたが、ずっとロープが張り巡らしてあり安心でした。頼りがいのある太いロープは蛇ロープと呼ぶようで、感触が蛇に似ているのでしょうか。
食料も水もスマホも持たず、リュックもなしにカメラ2台を首と肩にかけ、内一台は望遠レンズ付き。額の汗が気になり右手を動かした途端、右目に杖代わりの杉の枝先が当りヒヤッとしました。無謀な単独行だったと反省。
13時13分 花尾神社の東側山間部の棚田
耕作中の田圃にシカの足跡があり、山桜、アオモジが咲いていました。さらに神社側に下りると広場横のソメイヨシノが一部開花していました。
椿もそろそろ終わり 花尾神社境内
花尾かくれ念仏洞
山歩きの帰りらしき若者から、かくれ念仏洞入口の桜開花情報を得ました。4時間以上も歩き回り疲れていましたが、桜はすぐ散ってしまいます。行くしかない。
かくれ念仏洞の広い駐車場
道路から少し山手に入ると広い駐車場が整備され、休憩所、トイレもあります。色濃い桜の品種名は判りませんが青空に映えていました。右側はソメイヨシノのようでした。
竹の杖が多数準備してありますので、利用した方が楽です。杖なしで坂道を上がるとすぐに息切れして後悔しました。
14時5分 山道をゆっくり上がると見えてくる念仏洞
薄暗い念仏洞の中
説明板 鹿児島市教育委員会
花尾かくれ念仏洞について、鹿児島市のかごしま国体ページから引用して紹介します。
花尾山の裾伝いの道路から、山路を約200メートルはいった杉木立の中の岩崖の天然の洞窟が「花尾隠れ念仏洞」です。
その洞窟の入口は高さ約1.4メートルあり、中は奥行き約4メートル、横幅8メートル、畳8畳敷程度の広さで、腰をかがめて歩けるほどです。
島津藩は浄土宗の信仰を厳しく禁じており、明治9(1876)年の禁制を解かれるまでの約300年もの長い間、隠れて念仏の行に利用していました。(引用終わり)
サツマイナモリ 花尾神社の森
やはり予備知識と装備が大事です。改めて、自身は高齢者であり、山の単独行は危険だと反省。花尾山と周辺の山歩きについては、YAMAPの花尾山ページに詳しい情報がありました。