花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

夕暮れの桜 伊集院城山公園 2021/03/26(鹿児島)

2021-03-27 18:21:39 | 
3月26日(金)日置からの帰り道、伊集院の城山公園に立ち寄りました。

伊集院の城山(じょうやま)公園 以下の画像は3月26日に撮影


すでに17時を回っていましたが、日を変えて出直すうちには桜が散りそうで立ち寄りました。城山公園は鹿児島市側からJR踏切を渡り、商店街を進むとすぐ西側に見える小高い山の上です。近道もありますが狭くて走りにくいです。

少し遠回りですが、市街地から南西側にあるナフコの信号を美山方向へ右折。100mほど先を右側山手に上がると公園駐車場に出ます。

ザビエル像と桜並木 桜はすでに満開 一部では3割ほど散っていた


数か所で花見の家族連れを見かけました。元気に遊び回る子供の声を聞いて、コロナ禍のもやもや気分が吹き飛びました。

まだ岩ツツジも残っていた


城跡で坂道が多いですが、平坦な公園と比べると変化に富んでいて、桜の時期はお勧めです。

かなり古い木もある


平坦地に造られた公園と違って自然の地形を利用しており、撮影ポイントを探して歩き回るのも楽しいものです。

展望台は工事中で利用できず残念


開花が例年より早かったので工事完了が間に合わなかったのでしょうか。東に桜島を望み、伊集院駅と市街地が一望できます。

久留米ツツジも満開


東の空には月が出ていた


18時を回り次第に薄暗くなり始めました。1時間程度でしたが、今年も城山公園のきれいな桜を楽しむことができて幸いでした。

昨年4月4日に城山公園を訪れた時のブログは、こちらからご覧ください。桜島や伊集院駅などが写っています。
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藤が開花 ジャガイモの芽欠き 2021/03/26(鹿児島)

2021-03-27 16:54:38 | 野菜作り
3月26日(金)野菜園管理のため日置へ出かけました。

穏やかな春の海 吹上浜日置海岸 以下の画像は3月26日に撮影


弱い南風で穏やかな海にはチリメン漁の船団が6組ほど操業していました。釣人に話し掛けると、キス釣りにはまだ早く、釣れたのは小さなフグ1匹だけ。

庭先では藤が開花


父が鉢植えで育てていました。父の死後数年で枯れたようになり庭の隅に移植。存在を忘れて25年ほど、数年前から開花し始めました。

若葉が美しいモミジ 出猩々(でしょうじょう)と思われる


こちらは母が好きだった鉢植えを庭先に移植、高さ1m程度に成長しました。若葉は充実すると緑色に変わり、秋にはわずかながら赤く色づきます。

花桃 果実は食用にはならず花の鑑賞用


今年は花が少なめですが、藤の隣で元気に咲いています。畑の花桃の種から発芽成長したものです。

畑では白バラが開花 ナニワノイバラ 地植えは管理が大変


名前の通り野生の茨を改良した鑑賞用の白バラです。生命力が強く地植えすると数年後には生い茂ります。次々に新しい枝が伸び出し茎にはトゲが沢山あり、花が散った後の果実のようなものには小さな鋭いトゲが一杯で手に負えません。

ジャガイモの芽欠き


48か所のうち40か所で芽欠きをしました。発芽間もない個所が4か所ほどで、残る4か所は切り分けた種芋に芽が付いていなかったのかも知れません。

昨年は一株に2本の茎を残しましたが、強風で4割程度が折れました。収量への影響はなかった感じですが、今年は強風対策として茎を3本ずつ残し、追肥して根元に土を寄せました。

おたふく豆(ソラマメ)に小さなサヤができた まだ長さ3センチ程度


茎の先端部にアブラムシが付いていた 


手で取り除いてもすぐに戻って新芽の先にまとわりつき厄介。減収につながるため防除薬剤を散布しました。詰替え用の薬剤を買うと、ボトルごと新品を買い替えるよりもずっとお得です。

唐芋(サツマイモ)の苗床 新芽が伸びてきた


白系芋から新芽が出てきたので被せていたビニルを少し開け、初めて水を掛けました。紅はるかはまだ発芽していません。

さらに茂ってきたえんどう豆


今年は南北方向の畝にしましたが、東側はおたふく豆で日照が少ないこともあり西側に蔓が茂ってきました。蔓の先端を切った方が良いのですが、高さ2mほどもあるため放置しています。

蔓は茂っていますが開花が少なめになり、今後はサヤが充実することでしょう。竹藪開墾は先送りにして、帰り道に伊集院の城山公園に立ち寄りました。
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加治木を巡る 木田の薬師如来像 2021/03/24(鹿児島)

2021-03-27 15:21:47 | 史跡巡り
3月24日(水)午後、姶良市加治木町の薬師如来を訪ねました。

加治木町木田の用水路沿い 上流側から撮影 以下の画像は3月24日に撮影 


昨年訪ねた加治木の岩屋寺跡を水路沿いに下流側へ500mほど進むと案内板がありました。画面外左手の水田地帯を分断するように高速道路が通っていて、絶え間なく車の走行音が伝わってきます。

シラス崖の下に建つ御堂


想像していたよりも大きな木像でした。腕の部分は失われていますが、全体の高さは2mほどに感じられました。

カップ酒も供えられていた


薬師如来は病気に苦しむ人を助ける仏様で現世に安らぎを与えてくださるとのこと。阿弥陀如来は主に死んだ後のやすらぎを与えてくださる仏様のようです。

450年を経た木像


木像の胎内に納められた文書には弘治3年(1557年)制作と書かれていたとのこと。桶狭間の合戦、川中島の戦いの頃です。

鹿児島では明治初期の廃仏毀釈で多くの寺や仏像、石塔などが徹底的に壊されました。この難を免れたのは個人宅に保管されていたのか、周囲の人々が排斥運動に同調せずに守り抜いたからでしょう。

他にも史跡があったような形跡


鹿児島県特有の火山灰土壌でのシラス崖ですが、ここでは土壌がやや硬めに見えます。他にも何か仏像や石塔などが置かれていたのかも知れません。

個人や周辺の人々に守り継がれてきた木像であり、観光地ではありません。一般的にはお勧めしませんが、上流部の岩屋寺跡とともに辿ると、喧騒を離れて心が落ち着きます。
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