10月19日(火)萩別府から西之谷(にしのたに)ダムまで歩きました。
8時11分 萩別府地区のシラス壁の坂 以下の画像は10月19日に撮影
近くの公民館に車を止めさせてもらい、朝日が差し込み始めたシラス壁の坂を下りました。
この下は山から水がしみ出し、新川(しんかわ)の源流部というよりも小さな農業用水路に沿って狭い水田が残っているところです。
途中で寄り道 見えたのは新幹線 鹿児島中央駅から6.6kmほどの地点
途中で合流する小さな流れを遡ると水田が広がり、その先に新幹線が見えました。トンネルから風が噴き出すような音が聞こえ、左から右へ走り抜けて行きました。
上流から見た新川沿いの狭い水田地帯
昔ながらの水田が所々に残っており、掛け干し風景がありました。17日から気温が下がり、歩いても汗ばむ程度でした。
下流側から見た西之谷地区上流部の新川
民家が点在し耕作放棄地が多い中に水田が残っています。途中の1カ所で、モミジを見かけました。暖地の鹿児島ですが、色付けばきれいなことでしょう。
ダムの西側道路から見る上流部 西之谷公民館と民家
民家手前を右折すると産業廃棄物処分場に向かいます。ダム東側の道路は産廃関係車両が多く、歩かない方が無難です。散策には普段は車両が入らないダム西側の道路が安全です。
歩行運動中の方によると、時折競技用自転車に遭遇し驚かされるとのこと。私もこの日2度、突然現れ疾風のごとく走り去る自転車にビックリ。
産業廃棄物処分場方向の斜面工事
ダム東側の山手斜面では重機が動き回り、作業員が斜面工事を進めていました。大事なインフラ整備、ご苦労様です。
10時41分 西之谷ダムが見えてきた ダムの西側道路から
普段は水を溜めない治水専用ダムです。川の水は底面開口部を通り抜け、そのまま下流へ流れています。多くの水を溜めるためにダムの底地を掘り下げてあります。
シラス土壌地のため工法検討から施工まで20年ほどを要し、平成25年(2013年)5月に竣工。説明板にはダム建設前の里山風景写真がありました。
ダム建設に協力された地元の方々、施工関係者など水害から鹿児島を守ってくれている人々に感謝です。
ダム天端の通路から上流部を見る
大雨時にはコンクリート堰で水がせき止められ、水位が堰を越えると水が流下します。鹿児島市の水害では平成5年の8・6豪雨を思い浮かべますが、新川下流域は浸水被害多発地でした。ダム設置後は浸水被害を聞かなくなりました。
下流側から見るダム風景
小高い展望所から写しています。ダム管理棟の手前には車数台が止まれるスペース、ダムの説明板などがありダムの上部通路や周辺を散策できます。
上流部の西之谷公民館近くには広めの駐車区画があり、公園施設もありますが利用者が少ないのか半分草に隠れている感じでした。
ホトトギスの花に励まされる 12時過ぎ、車に戻る
途中の寄り道も含めて往復で10kmほど歩きました。三脚は持たずレンズなどの機材をリュックで背負った軽装。それでも歩き続けるうちには窮屈なゴム長靴で踵が擦り切れたような感じでしたが大丈夫でした。
残念だったのは、道路沿いの草刈がされていて、前回見かけた山野草が殆ど残っていなかったこと。それでも帰り道に紫色のホトトギスを見られてうれしいことでした。次に訪れるのは山ツツジの咲く来春になりそうです。
8時11分 萩別府地区のシラス壁の坂 以下の画像は10月19日に撮影
近くの公民館に車を止めさせてもらい、朝日が差し込み始めたシラス壁の坂を下りました。
この下は山から水がしみ出し、新川(しんかわ)の源流部というよりも小さな農業用水路に沿って狭い水田が残っているところです。
途中で寄り道 見えたのは新幹線 鹿児島中央駅から6.6kmほどの地点
途中で合流する小さな流れを遡ると水田が広がり、その先に新幹線が見えました。トンネルから風が噴き出すような音が聞こえ、左から右へ走り抜けて行きました。
上流から見た新川沿いの狭い水田地帯
昔ながらの水田が所々に残っており、掛け干し風景がありました。17日から気温が下がり、歩いても汗ばむ程度でした。
下流側から見た西之谷地区上流部の新川
民家が点在し耕作放棄地が多い中に水田が残っています。途中の1カ所で、モミジを見かけました。暖地の鹿児島ですが、色付けばきれいなことでしょう。
ダムの西側道路から見る上流部 西之谷公民館と民家
民家手前を右折すると産業廃棄物処分場に向かいます。ダム東側の道路は産廃関係車両が多く、歩かない方が無難です。散策には普段は車両が入らないダム西側の道路が安全です。
歩行運動中の方によると、時折競技用自転車に遭遇し驚かされるとのこと。私もこの日2度、突然現れ疾風のごとく走り去る自転車にビックリ。
産業廃棄物処分場方向の斜面工事
ダム東側の山手斜面では重機が動き回り、作業員が斜面工事を進めていました。大事なインフラ整備、ご苦労様です。
10時41分 西之谷ダムが見えてきた ダムの西側道路から
普段は水を溜めない治水専用ダムです。川の水は底面開口部を通り抜け、そのまま下流へ流れています。多くの水を溜めるためにダムの底地を掘り下げてあります。
シラス土壌地のため工法検討から施工まで20年ほどを要し、平成25年(2013年)5月に竣工。説明板にはダム建設前の里山風景写真がありました。
ダム建設に協力された地元の方々、施工関係者など水害から鹿児島を守ってくれている人々に感謝です。
ダム天端の通路から上流部を見る
大雨時にはコンクリート堰で水がせき止められ、水位が堰を越えると水が流下します。鹿児島市の水害では平成5年の8・6豪雨を思い浮かべますが、新川下流域は浸水被害多発地でした。ダム設置後は浸水被害を聞かなくなりました。
下流側から見るダム風景
小高い展望所から写しています。ダム管理棟の手前には車数台が止まれるスペース、ダムの説明板などがありダムの上部通路や周辺を散策できます。
上流部の西之谷公民館近くには広めの駐車区画があり、公園施設もありますが利用者が少ないのか半分草に隠れている感じでした。
ホトトギスの花に励まされる 12時過ぎ、車に戻る
途中の寄り道も含めて往復で10kmほど歩きました。三脚は持たずレンズなどの機材をリュックで背負った軽装。それでも歩き続けるうちには窮屈なゴム長靴で踵が擦り切れたような感じでしたが大丈夫でした。
残念だったのは、道路沿いの草刈がされていて、前回見かけた山野草が殆ど残っていなかったこと。それでも帰り道に紫色のホトトギスを見られてうれしいことでした。次に訪れるのは山ツツジの咲く来春になりそうです。