花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

カメラ散歩 伊集院町飯牟礼 2023/01/05(鹿児島)

2023-01-06 18:04:52 | 史跡巡り
1月5日(木)帰りに日置市伊集院町の飯牟礼地区に立ち寄りました。

飯牟礼小学校跡地の標柱


目的地は熊野神社ですが、パソコンで見たグーグルマップで大まかに方角と距離の見当を付けていただけでした。

実際に車で走るとそれらしき場所が判らず、引き返して道路脇の広い場所に車を止めて歩きました。北側に歩いた先で四角い標柱に気付きました。

明治20年代に小学校があったと記されており、古い時代のことを大切にされていることに感心しました。

坂道を下りていくと田圃が続いていた


この辺りは日置市日吉町の帆の港に流れ込む「大川」(おおかわ)の源流部です。名前は大川ですが、長さは10km未満の小さな河川です。

日置で育ちながら、すぐお隣の飯牟礼地区のことは殆ど知らないままでした。地区内に3か所池があり、一番上流部の上池への小さな案内看板がありました。

上池(桜ケ宇都池) 南西側には諸正岳(301m)


江戸時代の大飢饉後に造られたと思われる溜池です。

休憩所


諸正岳の北側には矢筈岳(302m)があり、東に桜島、西には吹上浜などの見晴らしが良いそうです。

池から東側に上がる


離合はできませんが普通車がどうにか通れる幅はあります。両側の竹や木が伐採されていました。最近ではこのような場所は木や竹が覆いかぶさり、荒れることが多いものです。

おそらく地元の方々が道路整備の共同作業をされたのではないでしょうか。ご苦労に頭が下がります。

門松と門猫?


まだ今日は1月5日、民家の入り口にはきれいな門松が並び、猫が暖かい午後の日差しを受けていました。

道に落としてしまった柿


逃げそうな感じがあり、驚かさないよう道の端から写しました。柿が美味しいようで、こちらを気にしながら何度も啄んでいました。

今日の目的地 飯牟礼の熊野神社


小鳥のいた場所から少し南側へ歩くと熊野神社がありました。車を引き返した地点からわずか数十メートル先でした。

神社は集落から離れた広い場所にあると思い込んでいました。自分でも可笑しいことでしたが、歩き回ったことで上池を見ることができ、猫と門松、小鳥にも出会いました。

鬼瓦だが笑顔の大黒様 社殿の左手


鹿児島のブロガーさんの記事を見て、大黒様の笑顔を現地で拝見したいと思っていました。

今や古い民家に残るものは数少ないことでしょうが、いずれも笑顔一杯で心が和みます。

こちらも可愛い絵


神社境内のすぐ隣の民家ブロック塀に描かれた絵が可愛かったです。

飯牟礼の田の神様


車を北に走らせ飯牟礼峠に向かうと、左手に田の神様が見えました。農地整備の記念碑の横にかなり古い田の神様が祭られていました。

大きな藁つと


大きな藁つとが全身を包み込んでいました。いつもの帰り道の途中、歩き回って1時間程度のごく狭い範囲でしたが、様々な出会いがあり楽しいことでした。今年も元気で各地に足を運びたいものです。
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穏やかな浜 野菜園仕事始め 2023/01/05(鹿児島)

2023-01-06 14:14:04 | 野菜作り
1月5日(木)日置へ出かけ、野菜園に広がる芙蓉などを片付けました。

9時25分 吹上浜日置海岸 以下の画像は1月5日に撮影


釣人は近くに2人、砂山から様子見の人が数人。南の帆の港には10人ほどいるようでした。

9時27分 吹上浜日置海岸 


5日の最低気温は鹿児島市で2.8度、伊集院までは道沿いに霜が見えました。年末からは海が荒れるような日がなく、貝殻が多く見られました。

きれいなルアー 肝心の小魚が湧かない


釣人の狙いはブリやサゴシですが、昨シーズンに比べると釣果は全くダメ。Sさんの話では、たまに小魚が湧きブリを釣った幸運な人もいたとか。

南の永吉川沖には漁船が数隻いて、サゴシ漁をしているようでした。岸近くに小魚が湧けば、ルアー釣りにもチャンスが巡ってくるはずです。

14時2分 視界がさらに悪くなった


久多島だけでなく北側は神之川から先、南は吉利から先が見えません。PM2.5が長時間留まっている影響か、一雨降ってスッキリを期待したいところです。

大根を収穫


10日ほど雨が降っていませんが野菜には影響が見られません。えんどう豆は早いものでは30センチほどまで伸びています。

そら豆はしばらくは見た目に変化がなく、根が充実する来月には複数の脇芽が伸びだしてきます。

野菜園北側の芙蓉など


竹藪を開墾した場所に芙蓉とナニワノイバラを移植し、山芋を植え、手前には小菊がありました。

芙蓉の花が終わり山芋の蔓は枯れ上がりました。芙蓉は成長が早いため、根元近くから枝を切りました。

ナニワノイバラの枝に悩まされる


ナニワノイバラの枝が作業中に毛糸の帽子に絡みつき、トゲが手袋を突き通し危険なため、作業後半は麦わら帽子と厚手の手袋に変更。

白い一重の花は遠目にはきれいですが、植えて数年後には急速に成長し鋭いトゲに悩まされます。安易に植えてはいけないバラの一つです。

竹藪も厄介だが


海岸部に点在する大名竹はたけのこは美味しいですが、繁殖力が強く油断できません。深いところでは1m程度から地表近くまで、地下茎が立体交差するように伸びて大都会の地下鉄並みです。

北側にある竹藪は冬場の季節風を防いでくれますが、最近ではアナグマの棲み処になっているようで、こちらは厄介です。

コバノランタナ


先月の寒さで弱ってきましたが、まだ小さな花が多く残っています。一般的なランタナと違って細長い茎が蔓状に伸びます。ブロック塀の上から垂れ下がり茂っています。

野菜園の隅で咲き始めた水仙


今年も咲き始めて、近づくと甘い香りが漂ってきました。夏場は地表を雑草が覆い尽くしていましたが、球根植物の強さで何事もなかったように花を咲かせています。

2月下旬のジャガイモ植え付けまでには、野菜園全体の草取りをして軽く耕す予定です。今日は芙蓉などを片付けたので作業は一区切り、帰り道に伊集院の飯牟礼地区に立ち寄りました。
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