花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

並立鳥居 石神原の彼岸花 2024/09/17(鹿児島)

2024-09-18 18:09:12 | 
9月17日(火)日置郵便局で写真展鑑賞後、南さつま市金峰町に向かいました。

13時27分 南さつま市金峰町中津野の南方神社 以下の画像は9月17日に撮影


私のブログへのコメントの中で、金峰町出身の方に教えてもらった南方神社です。

何度もグーグルマップで道順を確認していたものの、金峰学園手前からの入口を通り過ぎ、南側から引き返す形で神社にたどり着きました。

金峰学園の東側に国道270号の新しい道ができていて、これまでの道が高架下をくぐる個所もあり、初めて行くには判りにくいところでした。

集落から少し山手に入った杉林の中に、二つの鳥居が立ち並ぶ南方神社がありました。

この先を山手に進むと離合が難しい箇所が多く、道沿いに水道施設があり軽トラか工事車両が通る程度と思われます。

高い杉木立に囲まれた参道


先月末の台風10号の影響でしょうか、参道には杉の小枝がまだ目立ちましたが、鳥居の御幣は新しいものでした。

南方神社の社殿


おそらく普段は参詣者は少ないと思われ、境内に落葉が目立っていました。道沿いでは大きな倒木を片付けた個所も目に付きました。

今回の台風では停電が長引いた地域もあり、多くの方がご苦労されたことと思います。

社殿側から見た鳥居


直線で1kmほど北側の金峰町尾下(おくだり)の南方神社参道にも同様に二つの鳥居が並んでいます。

杉の下で花を咲かせたショウキズイセン


一般には黄色い彼岸花と言われる球根植物で、この時期に花を咲かせます。赤や白の彼岸花に混じって植えられていることが多いようです。

13時42分 南さつま市金峰町白川の石神原公園展望所


SNSを通じてアジサイ名所として知られるようになりました。先客が一組あり今季3回目だが、開花が例年より遅いとのこと。

市役所が管理する公園ではなく、広い茶畑を耕作経営する農家さんが個人で管理されているようです。

金峰山と彼岸花 誰もいなくなり貸切状態


今日は雲が適度に流れ背景に変化があり、カンカン照りの単調さはなく撮影には好都合でした。

杉の木陰に長い腰かけ


ゆっくりと腰かけて彼岸花を楽しめます。連休明けの平日でもあり、訪れる人は少なくこの後に福祉施設から5人ほど来られただけでした。

今回良く咲いていた場所


赤白の彼岸花がうまい具合に咲きそろいきれいでした。カーペットのように密植したところよりも、このくらいの間隔がある方が好きです。

管理されている農家さん 右側には彼岸花がぎっしり咲く


帰ろうとしていたら軽トラがやって来て、あれこれ彼岸花の話を教えてもらいました。

一帯の畑を広く買い取り、木を伐って金峰山が良く見えるようにしてアジサイと彼岸花を植えたそうです。

植えて25年ほどになるが、今年ほど彼岸花が咲きそろわない年は初めてとのこと。猛暑と雨不足が影響しているようで、木陰の彼岸花は咲いている。

茶畑側(南側)に一杯植えてある彼岸花も花茎が伸びており、来週あたりは咲きそろうだろうと教えてもらいました。

今日は台風による倒木を片付けるため小型チェーンソーの刃を研いできたと話をされていました。

6月のアジサイに続いて、今日は美しい彼岸花の風景を楽しませていただきありがとうございました。

帰りは金峰山の東側から谷山方向に走り、指宿有料道路から高速道経由で50分弱でした。

日置では台風の後片付け、野菜園の雑草管理、お寺参り、写真展鑑賞・・・午後は金峰町へ走り、南方神社と石神原公園の彼岸花・・・あれもこれもと欲張った一日でした。健康に家族に感謝、感謝です。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 残暑続く 懐かしい写真展 2... | トップ | 朝焼け空振り 健康の森公園... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ふるさとの (からいもワン)
2024-09-26 13:28:18
ぴかぴかのバイパス・小中一貫学舎、鄙びた里の小さな神社、どっしりと変わらず見守りつづける金峰山。今は、石神原にみかん園のある農家さえ、通行しない神社上の山間道路の走行。
懐かしさに震えました。ありがとうございます。
 不思議と中津野と縁のある17日でした。
お昼に弟から「コメは足りている?)と電話があり
ました。「お諏訪さあ(中津野南方神社)」の集落管理や過疎の為、年間3回だけになった祀り事や、年寄り会の清掃奉仕や年2回の石神原迄の道路清掃など長話していました。
 「今年の暑さは異常。Kさんの彼岸花(石神原公園展望所)も少なくて遅い」という話も。
 その時分、R270から鈴山街道(r20)への進入路を探していらしたとは!
返信する
道路網の発展 (harman@管理人)
2024-09-26 17:33:08
懐かしく思い出していただき、ありがとうございます。新しい270号線が整備され、中津野への入口を見落として、かなり遠回りして信号交差点を左折して引き返しました。歩くと大変ですが車なので、それほどタイムロスはありませんでした。
県内各地で地域の保全活動には苦労されていますが、神社境内や山道沿いはきれいに台風片付けがされていました。
展望所の方が今年は彼岸花の開花が遅いと嘆いておられましたが、金峰山と彼岸花の景色を楽しむことができました。帰りは谷山の方に進んで有料道路と高速道路経由で50分かからず、道路網が整備されていると実感しました。
返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事