花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

雨上がり 野に咲く花巡り 2024/10/19(鹿児島)

2024-10-20 16:29:47 | 
10月19日(土)朝方雷を伴った強い雨が降り、今日の予定を変更しました。

13時19分 まだ雲が多め 以下の画像は10月19日に撮影


6時前から雨雲が薩摩半島に接近してきたので、南九州市川辺町の竹屋神社で8時から予定されている太鼓踊り撮影は取り止めました。

雨は1時間ほどで上がり昼前には日差しが戻ったので、午後から鹿児島市北部の吉田に野の花など撮影に出かけました。

モノクロモードでの撮影


日差しにきらめくススキの穂がきれいだったので、モノクロモードでも写しました。色合いに左右されず被写体の明暗、形の面白さが際立つこともあり、たまには面白いものです。

セイタカアワダチソウ キバナコスモス


今日は60ミリマクロレンズを使いましたが、画角(写せる範囲)が限られ、ピント合わせがうまく行かず面倒でした。

現在使っているカメラ、ニコンD7500は画像サイズが小さいAPSタイプのため、フルサイズカメラの3分の2程度の範囲しか写りません。

60ミリレンズでは90ミリ相当の範囲しか写せないので、空を広く写し込むことができず歯がゆいことでした。

普段使っている18-140ミリレンズは、フルサイズカメラでは27-210ミリに相当し、被写体が近くでも少しカメラ位置をずらせば広めに写せます。

水田横の川で初めて見かけた亀


久しぶりの雨で水量が多めのためか、ここで初めて亀を発見しました。いつもの場所でも、小まめに歩いて探すと面白い発見があり楽しいものです。

2回目の収穫ができそう?


近くで作業中の農家さんの話では、稲刈り後一月ほど経過しているそうです。稲刈りで通常よりも切り株を長めに残し、再度伸びた茎に実った稲を収穫する再生二期作(1.5期作)というものが試験研究されています。

ここは単に稲刈り後日数が長くなり、2回目の実りが近いような状態になったのでしょう。

2期作の場合は最初の田植えが4月頃、真夏の収穫と2回目の田植えが大変で、長期間の苦労の割に収穫は2倍にならず、祖父の場合は一度試しただけでした。

ビニルに溜まった雨水 掛け干し


細長いビニルシートの途中に雨水が溜まり、ちょっとしたハンモックのようになっていました。

別なところの掛け干しには案山子が3体掛けてあり、スズメ対策に効果があると聞きました。親から引き継いだ水田を荒らさないよう、平日は別な仕事をしながら休日農業で頑張っておられる笑顔の素晴らしい方でした。

一山越えた北側に移動 ホトトギス ユリ科ホトトギス属の多年草


シラス土の斜面で見かけました。ススキのような長い茎の上に花が多く咲いていましたが、まだ茎が短く花が1輪だけのものもありました。

ツリフネソウ(吊舟草・釣船草)


ツリフネソウ科ツリフネソウ属に分類される一年草の1種。ムラサキツリフネ(紫釣船)とも呼ばれています。

谷沿いの狭い水田跡の湿地に咲いていて、生育条件が良いのか一年草とは思えないほど多く繁殖しています。

よく見かける ヒメジョオンでしょうか


マクロレンズで写しやすい近さで、シダとの組み合わせがきれいでした。このような場面を丹念に探すと、さらに絵になるような花景色が写せそうです。

オトコエシ(男郎花)のようです


グーグルで画像検索するとオトコエシの画像が出てきました。名前も知らない野の花でしたが、画像検索のありがたさです。関連するページへのリンクもあり、さらに詳しく調べることもできます。

画像検索機能が始まった頃はとても使い物になりませんでしたが、1年ほどの間に急速に精度が向上して驚きです。

本当にオトコエシなのか、似たようなものなのか詳しく調べるには、花だけでなく葉や茎などの画像も必要でしょう。

普段より小まめに道沿いの花を探し回った中での一部画像を紹介しました。たまにはカメラ片手にのんびり野山を歩くと楽しいものです。

傍から見ると怪しい奴だ、何が面白いんだろうと思われそうな・・・カメラを通して養分補給ができたような自己満足の小半日でした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天気が気になる 紅葉が楽し... | トップ | 大根いまいち 追加種蒔き 2... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事