9月23日(月)雲の厚い中、萩別府の水田地帯を時計回りに歩きました。
9時10分 シダ類の群生地 以下の画像は9月23日に撮影
狭い坂道の途中に車が止まっていたので、すぐ引き返して萩別府公民館に車を止めました。
農耕用の狭い軽トラ道で離合ができず車を止める場所がないため、ゆっくり歩いて自然観察する方が安心です。
斜面にシダと苔 雨に濡れて生き生き
子供たちの少人数での環境学習に適したような場所であり、観光地ではありません。
緑の中をゆっくり巡るのが好きな人以外には、同じような風景で面白味がないと思われるのでおススメしません。
彼岸花が咲く狭い水田
昔ながらの谷間の狭い水田が水路沿いに残り、上流部は殆どが耕作放棄地です。
田んぼに来ていた農家さんによると台風10号は稲穂が出始めの時で、稲が倒れる被害はなかったそうです。
耕作放棄地が増えてきた
この時期によく訪れていますが、その都度耕作放棄地が拡大しています。
ここは山手の土手に多くの彼岸花が咲きそろうところでしたが、休耕で雑草が伸びて近くにイノシシのワナが置かれていました。
小さな段差のある昔ながらの棚田
ごく狭い稲田が今も守られています。農道は舗装されていますが、農地が狭く耕作条件はあまり良くなさそうです。
イノシシのワナ
ワナ(鉄の檻)管理に来ておられた方とお話して、いろんなことを教えてもらいました。
餌の唐芋(サツマイモ)がワナの入り口手前と奥の方に置かれています。奥の餌に近づくと張られた線に体が触れて、ワナ入口の鉄柵が落ちて閉じ込められます。
周囲の林にはイノシシが多いようで、多数を捕獲、最大では80kgのイノシシも獲れたそうです。
ジビエ料理の業者さんが引き取ってくれる、電撃銃のようなものでイノシシを仕留める、ワナの製作見積額は20万円なので、自分で資材を買って鉄枠と格子を溶接自作しているとのこと。
上流部の稲田はイノシシ被害で今年は全滅
イノシシが避けるというピンクテープを巡らしてあります。昨年は被害がなかったようですが、今年は効果がなく全滅です。
電気柵設置には市から補助があり、半額程度で済んで助かると話す農家さんもありました。
防護柵の電線に触れて激しいショックを学習したイノシシは二度と稲田に近づくことはなく、節電のためイノシシが出る夜間だけ通電しているそうです。
ここは一番上流部の稲田
農家さんと話をしていると、近くの方でしょうか朝の散歩にやってきました。
やはり自分で作った米は、ご飯が冷えても古米になっても美味しいそうです。
他の場所でも稲作をしており、農業機械などの経費が1000万円程とのこと。500万円ならわかりますが1000万円とはビックリ。
田植え、収穫、耕耘、農業機械を運ぶ車、資材置場など、積み上げると大きな金額になるようです。
ここに昔は共同井戸があった
私が想像していた場所ではなく、シラス崖の下に集落の共同井戸があり今も石積みが残っているようです。
昔はすぐ近くに2軒の家があり、集落の人は坂を上り下りして水を汲んでいたそうです。
私も昭和30年代には近所の井戸から水汲みをしていましたので懐かしい話でした。
萩別府のシラス壁の坂
今にも降り出しそうな空模様で、普段よりもうす暗くシラス壁を見上げると林の緑が目立ちました。
今日は珍しく3~4人の方に世間話でお付き合いいただき、雨に降られずに彼岸花も楽しめて幸いでした。
9時10分 シダ類の群生地 以下の画像は9月23日に撮影
狭い坂道の途中に車が止まっていたので、すぐ引き返して萩別府公民館に車を止めました。
農耕用の狭い軽トラ道で離合ができず車を止める場所がないため、ゆっくり歩いて自然観察する方が安心です。
斜面にシダと苔 雨に濡れて生き生き
子供たちの少人数での環境学習に適したような場所であり、観光地ではありません。
緑の中をゆっくり巡るのが好きな人以外には、同じような風景で面白味がないと思われるのでおススメしません。
彼岸花が咲く狭い水田
昔ながらの谷間の狭い水田が水路沿いに残り、上流部は殆どが耕作放棄地です。
田んぼに来ていた農家さんによると台風10号は稲穂が出始めの時で、稲が倒れる被害はなかったそうです。
耕作放棄地が増えてきた
この時期によく訪れていますが、その都度耕作放棄地が拡大しています。
ここは山手の土手に多くの彼岸花が咲きそろうところでしたが、休耕で雑草が伸びて近くにイノシシのワナが置かれていました。
小さな段差のある昔ながらの棚田
ごく狭い稲田が今も守られています。農道は舗装されていますが、農地が狭く耕作条件はあまり良くなさそうです。
イノシシのワナ
ワナ(鉄の檻)管理に来ておられた方とお話して、いろんなことを教えてもらいました。
餌の唐芋(サツマイモ)がワナの入り口手前と奥の方に置かれています。奥の餌に近づくと張られた線に体が触れて、ワナ入口の鉄柵が落ちて閉じ込められます。
周囲の林にはイノシシが多いようで、多数を捕獲、最大では80kgのイノシシも獲れたそうです。
ジビエ料理の業者さんが引き取ってくれる、電撃銃のようなものでイノシシを仕留める、ワナの製作見積額は20万円なので、自分で資材を買って鉄枠と格子を溶接自作しているとのこと。
上流部の稲田はイノシシ被害で今年は全滅
イノシシが避けるというピンクテープを巡らしてあります。昨年は被害がなかったようですが、今年は効果がなく全滅です。
電気柵設置には市から補助があり、半額程度で済んで助かると話す農家さんもありました。
防護柵の電線に触れて激しいショックを学習したイノシシは二度と稲田に近づくことはなく、節電のためイノシシが出る夜間だけ通電しているそうです。
ここは一番上流部の稲田
農家さんと話をしていると、近くの方でしょうか朝の散歩にやってきました。
やはり自分で作った米は、ご飯が冷えても古米になっても美味しいそうです。
他の場所でも稲作をしており、農業機械などの経費が1000万円程とのこと。500万円ならわかりますが1000万円とはビックリ。
田植え、収穫、耕耘、農業機械を運ぶ車、資材置場など、積み上げると大きな金額になるようです。
ここに昔は共同井戸があった
私が想像していた場所ではなく、シラス崖の下に集落の共同井戸があり今も石積みが残っているようです。
昔はすぐ近くに2軒の家があり、集落の人は坂を上り下りして水を汲んでいたそうです。
私も昭和30年代には近所の井戸から水汲みをしていましたので懐かしい話でした。
萩別府のシラス壁の坂
今にも降り出しそうな空模様で、普段よりもうす暗くシラス壁を見上げると林の緑が目立ちました。
今日は珍しく3~4人の方に世間話でお付き合いいただき、雨に降られずに彼岸花も楽しめて幸いでした。
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