花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

カメラ散歩 ドルフインポート 2020/03/31(鹿児島)

2020-04-01 14:37:30 | 日記
3月31日(火)鹿児島本港区の商業施設ドルフィンポートが15年間の営業を終えました。一時小雨模様の中、久しぶりに出かけました。

新型コロナウィルス感染が拡大 3月31日朝のNHKニュース


アナウンサーは密接を避けて間隔を取るようになりました。3月30日、日本医師会から緊急事態宣言が必要との意見が出ています。

南から見たドルフインポート  以下の画像は3月31日に撮影


県との借地契約満了で営業を終了し建物は解体撤去されます。跡地には観光拠点施設構想がありますが着工は数年先と思われます。

南隣は種子・屋久高速船の港 高速船の見送り


港を埋め立てた種子屋久高速船ターミナル駐車場 昔の海岸沿いに残る石倉


ここは昭和時代の種子島・屋久島航路の港でした。旧海岸線沿いに昔からの石倉が少し残っています。鹿児島市は平地に乏しく産業基盤の整備拡大のため昭和40年代から海岸の埋め立てを進めてきました。

鹿児島本港区の埋立完工時にはバブル崩壊で経済が停滞。1997年にかごしま水族館が開館。埋立地の暫定的な活用策として山形屋を中心とする飲食、物販店ドルフィンポートが2005年に開業しました。

ドルフィンポート 建物は南北300mの木造2階建て


桜島を望む景観良好な場所で夏の花火大会、冬の電飾などで賑わい多くの人に親しまれました。年間を通じると経営的には厳しかったと思われます。

閉店のお知らせ


東側からのドルフィンポート中心部 手前はウォーターフロントパーク広場


北側から 営業最終日だが平日11時前で客足はまばら



記念撮影スポット 桜島山頂は雲隠れ


鹿児島本港区の開発については鹿児島市と鹿児島県の意見が一致せず、体育館やサッカー場建設構想は実現していません。鹿児島市では鹿児島本港区への市電延伸計画が検討されています。

鹿児島中央駅からナポリ通りを経て海岸までの広い道を通す案、近場の天文館や市役所付近からの延伸案もあります。いずれも交通や町並景観への影響があり実現には数年以上かかりそうです。

花火大会では多くの人が楽しんだ広場 左奥はかごしま水族館


県では富裕層を対象とした観光ホテル建設の構想があるとか。ドルフィンポートは暫定性と景観を重視して木造2階建て。高層建築物ともなれば桜島の景観に大きく影響します。少なくとも一般庶民には近寄りがたい豪勢なホテルなどができないことを願っています。

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