浪漫飛行への誘(いざな)い

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JRによる羽田空港への船便運航計画 

2019年08月19日 08時59分09秒 | 交通

 

17日の東京新聞のネットニュースで、JR東日本が来年度、都心と羽田空港を結ぶ船便の運航を計画している旨が発表されていた。2029年に羽田空港アクセス線を開通する計画は聞いていたが、船によるアクセスを早ければオリンピックに合わせて実行すると聞いてちょっと驚いた。何で鉄道会社が計画するのかも不思議だが、他の船会社は何をしているのかという思いもある。


都心側の発着地は竹芝地区で、浅草や日本橋やお台場とも船で結ぶという。湾岸付近に多い川や水路を航行できるサイズの船を想定しており、都心部で運航実績のある船会社と事業提携していくようだが、この非鉄道事業はなかなか面白いし、かって水の都と呼ばれた東京の水運を活性化させる取り組みは大歓迎である。街の中心と空港をフェリーで結んでいるところは、神戸=関空とか大分=大分空港とかいろいろあるので、早くに実現してほしいものである。


今までに、浅草=浜離宮=お台場間の船に何回か乗ったことがあるが、そのまま羽田空港まで行ければ時間短縮とともに快適なアクセスが可能になると思う。是非、オリンピックに間に合わせて東京の新都心の湾岸エリアを一層魅力あるものにしてほしいものである。

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最寄駅の名前変更にビックリ

2019年07月20日 20時45分44秒 | 交通

 

フランス人のお世話で久しぶりに京浜急行の電車に乗ろうとした時、駅名がいつの間にか「青物横チョッパー駅」に変更されていたので、ビックリ。これは一体何かと思って調べたところ、7月8日から9月16日までの間、人気アニメ「ワンピース」とのコラボ企画で、「京急宴線 真夏のONE PIECE列車」と題したキャンペーンが行われていることがわかった。「音楽・スポーツ・エンターテイメント都市」を目指す横須賀市が、横須賀・三浦半島を盛り上げるべく実現した企画で、アニメ「ワンピース」20周年、カレーの街よこすか20周年、京急創立120周年事業に合わせ、横須賀市及び京急沿線を「ワンピース」にちなんで、「宴」の舞台として実施するものだという。


このキャンペーンの一環として、赤・青・黄の3色3編成の列車が「ワンピース」仕様のラッピングを施して運行するとともに、最寄駅である青物横丁駅他6駅の全7駅の駅名看板が「ワンピース」仕様に変更されていたのである。登場人物の一人でマスコット的キャラクターであるトニー・トニー・チョッパーにちなんで、「青物横チョッパー駅」が命名されたものと思われる。他には、「生麦わらの一味駅」「ナミ大岡駅」「Yアールフィ野比~駅」とかユニークな駅名が付けられている。


普段、あまり電車に乗らないので、このキャンペーンのことは知らなかったが、正直言って「ワンピース」のこともあまりよくわかっていない。超人気アニメで、外国人にもすごく人気があるということはよく聞くが、アニメ自体は見たことがないので、実感はない。それにしても、大胆な企画をしたものだと感心した。若者や外国人は大変喜ぶことであろう。ラッピング電車は、当日と翌日の運行スケジュールが公表されているので、近いうちに乗ってみようかと思う。


写真は、キャンペーンポスター

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高齢者の運転免許証返納に思う

2019年06月15日 09時33分07秒 | 交通

 

最近、高齢者の運転ミスによる交通事故が多発していることから、高齢者は積極的に運転免許証を返納すべきとのマスコミ論調が目立つ。アクセルとブレーキの踏み間違い防止とか認知機能の問題とか新しい高齢者専用免許証の導入とかいろいろな面での議論が行われている。でも、本当に増えているのであろうか? 昔から高齢者による事故はいっぱいあったと思うが、マスコミが取り上げていなかっただけではないかという気もする。長寿社会で高齢者が増えているのであるから、高齢者による交通事故が増えるのは当然ともいえる。我々はマスコミの誘導に警戒することも必要であろう。


自分自身、自家用車は持ってなく、カーシェアやレンタカーの車を利用するだけだが、運転する機会は、月に数回はある。車が必要な時だけの運転だが、運転できなくなると困ることも多い。運転能力の衰えは特に感じていないが、運転する車が時々変わるので、運転には相当注意を払っている。免許更新の際の認知機能テストはまだ受けたことがないが、もし問題ありとされたら、車の運転はやめる可能性は強いが、特に問題ない場合は、いつ免許証を返納し、運転をやめるかのタイミングはなかなか難しい。
折角、取った免許証なので、ただ何もなく返納するということは疑問がある。若い人だって、車をほとんど運転しない、いわゆる「ペーパードライバー」が相当いると思われる。高齢者の運転より、ペーパードライバーの運転のほうがはるかに危ない。高齢者に免許証の返納を迫るのであれば、ペーパードライバーにも返納を迫るべきである。単に身分証代わりに使っている人も少なくないのではないか? 


返納を促進したいのであれば、それに見合う特典というかメリットを付与する必要がある。テレビ報道によると、返納者に何らかの特典を付与している地方自治体もあるようである。東京都では、70才を超えた高齢者を対象に都営地下鉄や都バスを割引で利用できる「東京都シルバーパス」を発行しているが、返納者にも同じようなパスを格安で発行することにしたら、返納者は大幅に増える可能性がある。車を運転しての移動ができなくなるので、地下鉄や都バスのパスの発行により、公共交通機関に代替してもらうのが一番納得性がある。何の特典も付けずにただ返納を迫るのはどうかと思う。

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東海道品川宿の魅力

2018年06月02日 09時29分46秒 | 交通
品川宿界隈に住み始めてから35年になる。当時、勤務地は羽田、本社が東京という環境の中で家探しをしていたが、辿り着いたのが品川宿界隈であった。最大の魅力は、足回り、それに江戸情緒と再開発地域の調和であった。当時、臨海副都心線(現りんかい線)の開通(1996年3月30日実現)、りんかい線と埼京線が大崎でドッキングする計画(天王洲アイル駅までの延伸は2001年3月31日、ドッキングは2002年12月1日に実現)や東海道新幹線の品川発着計画(2003年10月1日実現)もニュースになっていて、あらゆる情報を精査した上、品川宿界隈がベストであるとの結論に至った。

品川宿の足回りは、都心に近く、神奈川県、千葉県、埼玉県にも近く、羽田、成田にも近いので、日本各地、世界各地にも近く、新幹線で名古屋にも近いという文句なしの状況にある。ちなみに、
最寄駅(我が家から3分と7分の2駅)から、東京まで17分、銀座まで14分、新宿まで24分、大宮まで55分、横浜まで19分、お台場まで5分、ディズニーランドまで20分、羽田空港まで19分、成田空港まで1時間18分(車だと55分)、名古屋まで1時間53分(リニアだと45分)、大阪の空港まで1時間40分、千歳空港まで2時間10分といった具合である。

品川宿は、日本橋を出て、東海道五十三次の最初の宿場であり、我が家も旧東海道に面している。旧東海道は、歌川広重が浮世絵で紹介したように、どの宿も魅力があり、今でも当時の面影を残す魅力あふれる街道になっている。家の前の道を参勤交代の行列が通っていた当時を想像するだけでもワクワクする。道は狭いが、一方通行なので、車の通りも少なく、街道周辺には神社、仏閣もたくさんある。品川宿は、北の吉原に対し、南の品川(それで美南見ともいわれた)は遊郭街でもあった。落語(居残り佐平次や品川心中)や映画(幕末太陽傳)で有名な土蔵相模(相模屋という遊郭)もあった。江戸六地蔵やパリ万博に出展された鐘楼のある品川寺や昔五重塔も建っていた天妙国寺を始め、歴史ある名所、旧跡があり、江戸情緒が未だに色濃く残る界隈でもある。9月には宿場まつりも行われ、江戸風物を楽しむことができる。

一方、品川宿は、天王洲アイル、品川シーサイド、品川港南の高層ビル群など再開発された地域にも隣接しており、まさに近代と江戸時代が微妙にバランスされた雰囲気を持っているのが魅力の一つとなっている。週末になるとウォーキングで旧東海道を巡っている人をよく見かける。江戸情緒があるので、テレビでのロケ取材も多い。あまりにも便利な地域に住んでいるので、他の地域への引越しは全く考えられない。

写真は、歌川広重の描いた品川宿(1833年頃)
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