浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

99という心地よさ

2015年05月13日 06時57分32秒 | 旅行

 

旅行好きが高じて、今までに海外99カ国を旅してきた。99カ国目は、昨年4月のキルギスなので、ほぼ1年間海外旅行には行っていないことになる。100カ国達成が当面の大きな目標であるが、家庭や個人の事情もあり、ここに来て足踏み状態で、一歩手前の99に留まっている。しかし、約1年のご無沙汰にもかかわらず、あせりもなく、あと一つというのは不思議なことに大変心地よいのである。

60歳の定年を迎えた時にも同じような体験をしている。ゴルフのエイジシュート(自分の年令以下のスコアを出すこと)ではないが、定年を迎える前、60歳で60カ国という目標を立てて旅行していたが、60カ国目に予定していたキューバ行きの飛行機の予約がトラブルで取れず、59カ国のままで定年を迎えた。定年になってすぐカナダのビクトリアに留学してしまったので、エイジシュート達成は、約1年後になってしまった。59⇒60まで約1年2ヶ月もかかってしまい、その間は、自己紹介でもっぱらエイジシュートに一歩及ばずという話をよくしたものであるが、目標があるため、妙に心地よい気分であったような気がする。

ある政治家が「2位じゃだめなんですか?」という迷セリフを吐いたのも記憶に新しいが、2位というのは、まだ1位になるチャンスがあるということで、大きな目標を持つことができるポジションである。1位の頂点に立ったら、もう上がないため、1位をキープするかあとは下に落ちるだけである。大きな目標を持つことができるのは、やる気パワーの原動力となる。オリンピックの金メダリストがあっさり引退する気持ちもよくわかるし、やめ時も極めて大事である。 

99カ国の現在、100カ国目をどこにするかも大きな関心事で、その楽しみをもう1年間も続けているのである。当初は、ペルー(マチュピチュ)と考えていたが、高山病が心配の妻が同行できないというので、二人で行けるタヒチにしようかと再考している。別にどうということはないのだが、記念すべき100カ国目をどこにするかは意外と悩ましい。今年中には達成したいので、家庭の事情で一人旅となる場合は、近場のモンゴルにするかもしれない。

いずれにせよ、もし100カ国を達成してしまうと、次の目標の設定がなかなかむずかしい。達成後は、訪問国を増やすのではなく、一度行ったところでも気に行ったところを再訪するとか、世界遺産を巡る旅とか、映画のロケ地を訪ねる旅とか、何かテーマを決めて旅行を続けたいと考えている。

今具体的に計画しているのは、何回も行っている台湾であるが、台湾にあるテレサ・テンゆかりの地を巡る旅である。格安LCCを利用して、テレサ・テンの生家、お墓、記念館等を巡ってきたい。今年は、没後、20年の節目の年で、5月23日に渋谷で行なわれる彼女のメモリアルコンサートも楽しみである。

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