浪漫飛行への誘(いざな)い

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ヘルスクラブの逆転の発想

2016年12月06日 14時48分33秒 | 旅行

 

ドイツに勤務していた時、銀座でヘルスクラブを経営しているオーナーの方のお世話をしたことがある。ドイツをはじめ、ヨーロッパのサウナ施設等を視察しているようであった。彼のヘルスクラブでは若い女性がインストラクターのような形で多数働いているが、彼女等には勤続何年かするとインセンティブとしてヨーロッパ報奨旅行がプレゼントされていた。

皆、20代位のうら若き女性だが、旅行の際の飛行機利用はすべてファーストクラスという異色の存在であった。彼によると、ファーストクラスを利用する大きなメリットがあるという。普通ファーストクラスというと大企業の社長さんとか事業に成功した人とか政治家とか年輩でとにかくお金も社会的地位もある人に限られているが、そこに20代の若い女性が座っているのであるから、自然と目につく存在となり、周りの人から声をかけられるそうである。

自然と会話が進むにつれて、銀座で健康のためのヘルスクラブで働いているということが分かり、是非一度覗いてみようということになる。場所も銀座にあるということで行きやすいし、本人にあったメニューを考えていろいろ指導してくれるという。お金も地位もあるファーストクラス利用者は自分の健康のためのヘルスクラブの話には飛びつくようである。

まさに、ファーストクラスでのセールス活動であるが、何か強引にやるわけではなく、話題性から自然とセールスにつながるようである。ファーストクラス料金を払う以上のメリットがあるのも頷ける話である。

その一環として、ドイツにも何回か若い女性(二人組)がやってきて、フランクフルト近郊にあるサウナにお連れしたことがある。そこでは、1階のプールエリアは水着着用、2階のサウナエリアは水着着用禁止となっている。ドイツのサウナは開放的で基本的にすべて男女混浴である。彼女らと1階で落ち合い、見学のために、バスタオルを巻いていいから後で2階に来るようにブリーフィングしたが、2階で待てども彼女らは現れず。後で聞いたら、2階にあがろうとしたが、目の前に裸の男性がいっぱい歩いていて、踏み入れるむ勇気がなかったという。まさに純情なお嬢さん達であった。

ドイツには、寒い地域が多いので、サウナがいっぱいあるが、ホテルのサウナも含め、基本的にすべて混浴なので、興味のある方は是非サウナに行ってみてください。家族連れ、カップル、学校の仲間、皆それぞれ、男女いっしょに裸のおつきあいが広げられているのが自然な光景である。

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