浪漫飛行への誘(いざな)い

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卓球Tリーグの女子開幕戦を見てきました

2018年10月26日 21時30分17秒 | 卓球
10月25日、日本で初めての卓球のプロリーグであるTリーグの女子開幕戦を見てきました。開幕戦は相撲の聖地、両国の国技館で行われたが、両国の駅ホームには卓球台が2台置かれていて、誰もが卓球を楽しむことができるイベントも行われていた。

国技館に相撲を見に行ったのは、もう30年以上も前のことであるが、久しぶりの会場は思ったより小さい印象であった。中央の土俵のところにスポットライトの当たった卓球台が1台置かれ、会場にはオーケストラも入り、地味な卓球のイメージを払拭するような今までにない派手な演出が行われていた。  

開幕戦ということで、チケット料金は2階席でも6000円と高額であったので、観戦は諦めていたが、ひょんなことでマス席の招待券をもらえることになり、卓球仲間と見に行くことになった。マス席は4人分の座布団が置かれていたが、予想以上に狭いスペースであった。販売価格は4人で4万円なので、一人当たり1万円もする高額チケットである。

たかが卓球の試合で6000円や1万円を払う人は卓球ファンでもそんなにいないのではないかと思うが、案内では4500人位入っていたようである。開幕戦なので、招待券もかなり出回っていたのはないかと想像する。国技館ということか、元若乃花(貴乃花の兄)も見に来ていた。ゴルフをやる人達に比べたら卓球をやる人はそんなに金持ちではないと思うので、6000円は高すぎると感じていたが、これは開幕戦のみで、今後全国で行われる試合は、自由席が2000円で手に入るようである。

Tリーグは、男子4チーム、女子4チームでスタートするが、中国選手が入っていないのは残念である。また、試合形式も独自のものが適用されていて若干違和感がある。1ダブルス、3シングルスであるが、ダブルスは、2ゲーム先取なので、あっという間に終わってしまう。 2ダブルスとしてほしいが、駄目でもせめて3ゲーム先取として、ダブルスの試合も楽しませてほしい。5ゲーム目にもつれこんだ場合、5ゲーム目は、6対6から始めるという独自のルールも採用されている。すべて試合時間を短くするための特別ルール適用だと思うが、実際にやっている者にとっては若干違和感がある。各チームとも6人以上のプロ選手が登録されているが、重複して出ることができるため、4人しか出場しないチームも多い。リーグ戦なので、試合数も多いが、見に行った人はその試合だけなので、もっと多くの選手のプレイを見せてほしいものである。

今後かなりの頻度で全国各地での試合が予定されているので、世界のトップ選手のプレイを生で見てほしい。開幕戦はテレビ中継もあったが、今後どの程度テレビ放映があるかが心配である。テレビ放映といえば、最近テニスのテレビ放映がほとんどなくなり、時々BS放映もあるが、多くはWOWOWの有料放送だけになっているのは極めて遺憾である。テニスをテレビで見たければ、お金を払えという上から目線のテニス界の最近の姿勢には疑問がある。錦織圭や大阪なおみが活躍している昨今であるが、ほとんどテレビで見ることができないため、多くのテニスファンは不満を持っていると思う。ゴルフだってテレビで観戦することができるのに、なぜテニスだけは上から目線なのか?卓球も多くの人にみてもらうために、テニスのようになってほしくないものである。卓球ファンの一人として今後のプロリーグの発展を強く願うものである。

写真は、Tリーグのチラシ

テレビ放映の模様  https://www.youtube.com/watch?v=uaynJrIk7qY

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