浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

じょんのび日本遺産「尾道」

2020年04月26日 14時44分24秒 | 旅行

「じょんのび」とは、聞きなれない言葉であるが、新潟地方の方言で「ゆったり、のんびり」という意味だそうである。「じょんのび日本遺産」というTBSの番組は、日本各地の日本遺産をゆったり、のんびり巡ろうという旅番組であるが、4月26日は、かって海運で栄えた海と坂道の町、尾道を巡る旅であった。尾道を舞台に映画を撮り続けた大林宣彦監督が先日亡くなったので、偲ぶ旅でもあった。

尾道は、我々東京人にとっては馴染みの薄い街であったが、2014年8月に、春秋航空というLCCの国内線初便に搭乗して広島まで飛んだ時に、初めて尾道を訪れた。尾道は、尾道水道を背景に箱庭のような街並みが広がり、国宝のお寺や神社、文学がらみの見どころも多く、映画のロケ地としても有名である。小津安二郎の「東京物語」、大林監督の「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」という尾道三部作、NHK朝ドラの「てっぱん」といろいろな作品が尾道でロケが行われている。

尾道を歩きながらバックに流れていたBGMは、「時をかける少女」のメロディとショパン等のクラシック音楽。クラシック音楽は、「ゆったり、のんびり」というコンセプトにピタリ合っていた。日本の旅と西洋の音楽のコラボといえば、JR東海の「そうだ 京都、行こう」のCMソングがある。BGMに使われているのが、サウンドオブミュージックの『私のお気に入り』である。大好きな曲であり、何度も耳にしているが、京都への旅との違和感は全くなく、完全に溶け込んでいる印象である。

お正月にテレビで「時をかける少女」が放映され、尾道を懐かしんだが、大林監督の関係で、今年は尾道にスポットライトが当たっているみたいである。新型コロナ問題で、当分の間、国内といえども旅に出かける環境にないが、機会があったら、もう一度訪ねてみたい町の一つである。せめて、このようなテレビの旅番組で、テレトラベルを楽しむこととしたい。

JR東海の「そうだ京都、行こう」CM:

https://youtu.be/zst3i5aKHM0

尾道の旅アルバム: 

https://youtu.be/mcguLWg2KLU (後半のみ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする