3月14日に参議院の政倫審が行われ、世耕弘成、西田昌司、橋本聖子の3氏が出席したが、真相究明どころか謎が深まるばかりである。特に、世耕氏の弁明は、肝心な部分はすべてウソ!ウソ!嘘だらけであることを元朝日新聞記者でジャーナリストの佐藤章氏が一月万冊で詳しく解説している。彼は流暢に話すが、酷すぎて歴史に残るウソで固められた弁明であったとする。世耕氏は、当時、自民党の参議院幹事長を務めており、参議院の選挙の年は、全額キックバックを認めるという違法行為について知らないはずがないのに、それすらウソをついてとぼけた弁明を繰り返したというから聞いて呆れる。安倍氏も大嘘つきであったが、平気で嘘がつけないと政治家にはなれないということであろう。
本音を言わない自民党裏金議員に対して、大甘な姿勢に終始する岸田首相も話にならない。自民党のトップとして、真相究明しようという意欲は全く感じられない。自分の内閣の支持率のことや首相として延命しか頭にないようで、国民目線をまったく理解していない。確定申告も締切を迎えたが、これだけ世間を賑わしているのに、自民党裏金議員は誰一人裏金について税金を納めなかったというのも大した度胸である。国民も馬鹿ではないので、次の選挙では自民党が大惨敗するのは明白である。政権交代を期待するが、甘い汁を吸っている連中もいるし、野党もだらしないので、無理かもしれないが、自民党に政権運営を任していたらとんでもないことになりそうである。国民はもっと怒るべきであろう。
一月万冊(3/15佐藤章氏による解説): https://www.youtube.com/watch?v=MW24r9LZHMM
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます