元旦の夜にテレビを見ていたら、BS日テレの「二階堂ふみの地球大好きin ブルネイ」という番組が目に留まった。お正月の特別番組なのかよくわからないが、行ったことのあるブルネイという国への紀行番組だったので、親しみを感じた。ブルネイは、ボルネオ島の北部に位置する立憲君主制国家で、正式名称は、ブルネイ・ダルサラームという。その意味は、「永遠に平和な国」。日本人にはあまり馴染みがないが、三重県ほどの小さな国で、一年中温暖で、「世界一安全」とも言われる治安の良さから、快適な滞在が楽しめるという。番組では、知られざる絶景、独自の美食、敬虔なイスラム教ならではの文化等の魅力が紹介されていた。
ブルネイに出張で旅行したのは、2001年7月のことなので、もう19年も前のことであるが、首都のバンダル・スリ・ブガワンで行われた陸上競技のアジアジュニア選手権及びアジア陸連のカウンシル会議に役員の通訳として同行した。ブルネイは敬虔なイスラム教なので、公の場所での飲酒は禁止されているが、裏では、お酒を皆飲んでいるようである。実際、夕食時も周りの人には見られないようにして、我々も公然とお酒を飲んでいた。入国する時も、原則、お酒は持込禁止であるが、1個なら係官に見えるようにしていれば、持込は可能だと言われていたので、現地の役員にお土産でお酒1本を持っていった。世の中こんなものである。
大会の観戦と会議が中心なので、観光はあまりできなかったが、それでも、黄金のオールドモスクや世界最大級の水上集落(カンポン・アイル)を観光することができた。テレビでは、都市部だけでなく、まさに、地球大好きと感じさせる熱帯雨林の森を訪ねる様子を紹介していた。ブルネイでは、原油や天然ガスによる資源によって、「世界一豊かな国」とまで称されるお金持ち国家ゆえ、税金も教育費も高速道路もすべて無料という。お金持ちの国王一族が国を支配していて、大理石の白に黄金のドームから成るオールドモスクは国王の個人資産から500万ドルをかけて1958年に完成したもので、ブルネイの富の象徴ともなっている。観光で出かける人は、まだ少ないと思うが、出張とはいえ、貴重な体験であった。
旅行アルバム: https://youtu.be/zDaEnOv_70o
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