hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

言葉と数が人間を狂わせる!

2015-03-17 07:57:00 | 日記
人類が必要かつ便利なものとして作り出した、この2つの道具ですが、人間を考え違いや妄想、幻想へと導いてしまう危うさがある事を、ご存知でしょうか?

この現象を明確に認識している人は、世界でも極めて少ないのです。

私が小説や創作物のドラマに関心を持たず殆ど読まない、見ないのも、この為です。

人間にとって言語は、物事を伝え、表す道具ですが、必ずしも表された言葉が100%真実や事実とは限りません。

特に人の心にあるものを伝えようとする時には逆に、100%伝わるものではないし、敢えて偽りを試みる人も居る訳です。

特に現代では文学だとか、小説と言われる作品には、売りや受けを重視した中身になっているのが当たり前の状態です。

つまり、読む側の心理を弄ぶと言っても過言ではないような作品が大半です。 内容を、この様に書いたら読む人が、より大きく感動するとか、興味を持つという中身になってしまうのです。

テレビのドラマなど正に、そうなります。
結果、視聴者は作り物に感動し、現実や身の回りの事実から解離した妄想、幻想に自分を陥れて錯覚や幻覚を繰り返すようになるのです。

多くの怪奇な事件の原因には、こういった誤解や錯覚から起きているケースも多いと感じます。

皆さんの身の回りの現実や事実にも、沢山の感動が実在するはずです。 そういった、現実からは目を逸らせ、妄想、幻想に填まり込んで暴走する人間が事件を引き起こすケースが大変に多い現代と思います。

皆さんにも、現実、事実を大切にする実生活に注目する日々を送って欲しいと願っています。
くれぐれも、幻想に填まって現実を疎かにすることの無いようにして欲しいです。



世界の複雑な力関係?

2015-03-17 00:07:28 | 日記
本来は国連が中心となって世界を主導し、国際法や国際的な国々の関係を調整したり、指導したりと大きく力を発揮出来る組織になるべきでしたが、第二次世界大戦の戦勝国としての互いの都合の良い部分を残したいが為に、公平性や中立性を損ねた常任理事国の為の国連になってしまいました。

世界を牽引し、世界の警察として世界をリードする役割の国際的な機関としての国際連合!

この主旨や目的とは程遠い存在となってしまった国連ですから、世界からも信頼を失い、都合良く利用されるばかりの組織に成り下がってしまいました。
その為に、世界には各地に数国や数十国の色んな共同体や機構が乱立し複雑に、それぞれの国の権利を主張するような不安定な状態が続く現在になっています。

国連以外に、欧州共同体やASEAN、サミットというような組織体やグループに加盟し合って、互いの力関係のバランスを維持しようとしています。

ところが、それぞれの組織体には国によって違ったメンバーが会合を開いたり、出席するメンバー同士でも考え方が違う場合も多いのです。

こうした組織が入り乱れていては益々、混迷を深めるばかりです。軍事の面でも世界は国連軍て纏まるべきですが、NATO軍もあり、イラクの時のように有志連合に依る軍事行動をしたりと様々な動きになっています。
その時々で、国によっても指導者によっても異なった活動をするケースも増えています。

こういった一貫性の無い場当たり的な動きの中心には、ほとんどアメリカが居ます。 世界のあちこちの会合や会議に首を突っ込み混乱させてアメリカの影響力を示そうとしています。

明らかに内政干渉である場合も多いのですが、あらゆる事情からアメリカに従う国が多いのです。
日本などは、その典型です。

世界としては、纏まりある組織体として国連は有意義な機構でなければなりません。 政治、経済、軍事といった面で統率の取れた 組織であるのが望ましい。

しかし、世界が一つになるような組織体は不可能かも知れません。

それ程、人間は賢くなく、その中心的な存在となれば、愚かな行動に走るのが人間の性かも知れないからです。

ただ、現在のように余りにも複雑な力関係では、世界は混乱するばかりですし、一部の特権者がエゴを剥き出しにするばかりです。

欧州共同体やアメリカの都合ばかりが優先し、他方で、その動きに対抗してロシアも保身に走るのです。

ウクライナに於ても、ロシアを選択したいとする国民の存在も無視は出来ないはずです。
本来、内政の問題のはずですが、欧州共同体もアメリカも自分達の都合を優先して混乱させています。

それぞれに、何かに怯えているのでしょう!
彼等の本心が何処にあるのかを見誤らないない事が重要ですね!