hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

新しい手術、薬には試験、実験が必要?

2015-03-31 03:11:38 | 日記
腹腔鏡の手術など、未だ始まって歴史が浅い。
医者が経験の無い手術の技術を身に付けるには訓練も必要だし、新しい薬も効能を調べるには、繰り返し実験や試行も必要である。

こんな解り切ったことを騒ぐ方が変ではないか?
問題は、この実験や訓練も医療や治療の内に入れて、ごちゃ混ぜにしている事である。
結果、患者もモルモットも一緒になってしまう。

病院や医者が手術の段階で、このごちゃ混ぜを区別して説明しないから問題が起きて大騒ぎになる。

この手術が経験の少ない医師に依るものか?この薬の効能の確かさや副作用の有無は? というような説明を的確に為して来たか?

例えば、医者になって手術の経験は誰しも初めての場合があるはずです。 医者は、全てを医療、治療として承知の上で、商売しているから、問題が起きて当然です。

研修段階とか試行段階の手術や薬の扱いは、医療とは言えません。 その場合、患者や家族には、きちんと説明すべきでしょう。

しかし、そんな説明をしたら手術を断られてしまいます。 つまり商売にならないから出来ないのです。
元々、医療を商売と考える事に無理があるのです。
医科大学で学ぶ段階から研修や経験も必要でしょう! そこには必ず、モルモットが必要です。

そのモルモット状態を医療、治療として病院で商売にするから起きるのです。 人間、失敗を繰り返して熟練します。 しかし、失敗の相手にされるモルモット患者にとっては迷惑な話です。

その手術が、どの段階でのものなのか?失敗の確率が、どれくらい有るのか?医者は承知の上での話なのです。
どんな段階の手術でも同じ代金を払わせるシステムにも問題があります。
医療、治療に完璧などありません。 群馬、千葉だけでは無いでしょう!
失敗例は一杯あったけど表に出ていないだけ?

ずる賢く、例え立ち回って来た医学界の実像は、もっともっと醜いと思います。
医療、治療を商売として扱う限り、似たような事象は繰り返されるに違いありません。