自転車で老人をはねた、6歳児(当時4歳)への訴訟は可能と、アメリカの地裁が判断したとか。
ニューヨーク州地裁の判事が、昨年4月に高齢の女性を補助輪付き自転車ではねた女児について、
裁判で訴えることは可能だとする判断を示したそうだ。
ニューヨーク州地裁の判事が、昨年4月に高齢の女性を補助輪付き自転車ではねた女児について、
裁判で訴えることは可能だとする判断を示したそうだ。
女児が同年齢の幼児1人と自転車で走っているとき、当時87歳の歩行者にぶつかった事故。
被害者の女性は腰を骨折、手術を受けたものの、3カ月後に亡くなったそうな。
担当判事は、年齢を考慮して訴訟は取り下げられるべきだとする女児の弁護士の主張を棄却。
一緒にいた幼児の家族に対する訴訟も可能になるとのこと。
裁判で訴えることのできる年齢について、「4歳以上の幼児については、はっきりとした決まりがない」と説明しているそうな。
保護者の監督下での事故のため、子どもに責任はないとする弁護士の主張については、「親の前では子どもは危険な行動をしても良いという訳ではない」と述べたらしい。
日本では、小さい子どもにたいする大人の態度は、寛大。
小さい子どもの所作は、許されるという風潮があるように思う。
採点も、可愛さで得点される傾向がある。
子どものけんかに親が出るのも、以前は、たしなめられることだった。
子どもの危険な行動は保護者の責任というのが、日本流。
子どものやることだから多めにというのが日本式。
危険な行動をしないように、するのは保護者の責任というのが日本人の考え方。
個人を重んじる国らしい判断かなと思った。