小学6年の児童が自殺をした。
遺書はなかったらしいが、5年生の時の林間学校の集合写真に15名の顔にボールペンのようなもので
ばつ印がついていたものがあったという。
ニュース記事によると、
09年4月に転校してきた少女が、クラスから孤立し、心ない言葉を浴びせられ、転校したいと訴えて
いたものの、救いの手は、間に合わなかった。
小学生の頃、クラスにいじめっ子がいて、クラスの何人かはいじめられた経験を持たされた。
その子は卒業する日にクラス皆に謝ってくれた。
いじめられた子も、さわやかな気持ちで中学生になった。
中学では、いじめられ要素のありそうな子は何人もいたけれど、いじめる人はいなかった。
からかわれたことはあったけれど、にくいとまでは思わなかったし、いつしか、からかいもなくなった。
すでに、遠い思いでとなったいじめっ子の存在も、いまだに記憶によみがえるけれど、「許せない」
とまで「死んでしまいたい」とまで追い込められることには、幸い至らなかった。
最近の、いじめは陰湿。
昨日まで何事もなかった旧友が突然いじめっ子になり。いじめられっ子になる。
いじめは一人からクラスに広がり、担任の先生や、自分の味方になってくれる人は、いなくなり、
孤立する。
先日、テレビドラマでいじめにあった者が、10年ほどたっても、憎しみは消えず、「許せない」と
凶行に走ったというスジノものがあった。
「心ないいじめ」なんて笑って済ませられない、人の狂喜。
いじめれる者にとっては、何気なかったとしても相手は鬼に等しい。
鬼を殺すか自殺するしか道がなくなれば、どちらかを選ぶしかない。
いじめ”NO!”
加害者が被害者に被害者が加害者にならないために、弱い者いじめはやめよう。