ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

勇退

2011-02-02 15:13:21 | 日記

盲導犬を連れた市議が勇退するというニュースがあった。

1999年4月にトップ当選。3期務めての勇退だそうな。

2004年の中越地震の際には、障害者の福祉避難所の設置を働きかけたり。

市役所に触地図や点字掲示板の設置に尽力されたそうな。

59歳という政治家としては、まだまだ引退は早い。

ただ、議会ごとに妻(59)らの手助けが必要で、「周囲の消耗は激しい」ということから、引退を決意したらしい。

「障害者が議会に居続けた意義は十分にあった」とのコメントが紹介されている。

今後も障害者の議会参加を期待をと しているという内容となっていた。

かつては車いすの国会議員がいた。

盲導犬を連れていたり、子連れであったり、介助犬を連れていたりの議員がいることが、普通のことに

なってくれたらいいと思う。

先の市議さんの引退理由にもあったように、務めるに、消耗が激しくなるということは、問題。

どういう状況の議員が誕生しても、周囲が助け合うのは、当然のこととしても、自助努力だけに、

責任を負わされるのは間違いだと思う。

支援は、もっとあって欲しい。

きちんとした支援があれば、盲導犬を連れた市議は3期といわず4期も5期もできる年齢のはず。

国会議員だって70歳は若手。

こうした理由による60歳にも満たない市議の引退は、なくなって欲しい。