盲導犬を連れた市議が勇退するというニュースがあった。
1999年4月にトップ当選。3期務めての勇退だそうな。
2004年の中越地震の際には、障害者の福祉避難所の設置を働きかけたり。
市役所に触地図や点字掲示板の設置に尽力されたそうな。
59歳という政治家としては、まだまだ引退は早い。
ただ、議会ごとに妻(59)らの手助けが必要で、「周囲の消耗は激しい」ということから、引退を決意したらしい。
「障害者が議会に居続けた意義は十分にあった」とのコメントが紹介されている。
今後も障害者の議会参加を期待をと しているという内容となっていた。
かつては車いすの国会議員がいた。
盲導犬を連れていたり、子連れであったり、介助犬を連れていたりの議員がいることが、普通のことに
なってくれたらいいと思う。
先の市議さんの引退理由にもあったように、務めるに、消耗が激しくなるということは、問題。
どういう状況の議員が誕生しても、周囲が助け合うのは、当然のこととしても、自助努力だけに、
責任を負わされるのは間違いだと思う。
支援は、もっとあって欲しい。
きちんとした支援があれば、盲導犬を連れた市議は3期といわず4期も5期もできる年齢のはず。
国会議員だって70歳は若手。
こうした理由による60歳にも満たない市議の引退は、なくなって欲しい。