世界史日本史は、学校の教科書になっているから、一応は学んだ。
高校の時の先生は、100問の試験を出題。先生の教科書は、一目で年季を
感じさせるものだった。
それでも、世界史も日本史もざっとしかわからない。
何千年もの歴史を学校の授業だけで、理解したり、背景を考えたりすることには無理がある。
一時期、メディアをにぎわせた「検定不合格教科書」とか「学校で教えない歴史」というような本が
書店の店頭によくならんでいたことがあった。
歴史を学ぶことは、重要だと思うし、歴史を紐説くのは、未知の扉を開くような期待感があって、わくわくする。
限られた、持ち時間のなかで、興味のあること。知りたいこと。知らなければならないこと。
知っておきたいことは、無数にあって、こなしきれないことへのあせりを感じることがある。
できるところから、出来る範囲で、こつこつやっていくしかない。
世界史は日本史をどう記してきたか
河合敦
青春出版社