受刑者あての手紙を上司に無断で捨てていたとか。
通常、刑務官は手紙の内容を調べ、問題のある場合は上司に報告される。
問題の数通については報告せず廃棄したとか。
同刑務所では1日平均600~700通の手紙がやりとりされているという。
約10人の刑務官が暴力団員同士の情報交換や暗号が書かれている内容がないかなどを調べているとか。
郵便局とか宅配便の未配達が、時折ニュースになる。
未配達なら、いずれ、発見されるが、廃棄の場合は、発見されるのはまれだろう。
情報漏洩とか個人情報とかが、取りざたされている昨今でも、人的な問題はなくならない。
刑務官による、検閲があるのは、周知されていることだが、廃棄されていることは、内部告発
とか、本人の告白でもない限り、表に出ないだろう。
手紙の内容に、重大なことや緊急なことがなければ、問題も小さくて終わってしまうだろう。
しかしながら、こういう、影響のある所にかかわる者が関心が薄かったり、平気で無視するよう
な者であったりすると、重大な問題ともなりうる。
人がかかわらなければならない所での人災は、機械で代用できなかったりすると、信用するしかないのだから、信用を貶めるようなことが起こらないようなことが必要かも。
人が一番かかわるところの、こうした問題はややこしい。
どんな、対応策を講じても、抜けはなくならない。
毎日、廃棄去れる物は、重要書類、単なるメモ、廃棄物、使用済のもの。
使えなくなった物。意図的に捨てられた物。つい、捨てられた物。様々な顔がある。
捨てる者も様々で、どこでも、頭を悩ましている。
捨て方も様々。
捨てられ方も様々。