ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

加減

2013-06-05 12:46:25 | 日記

「胴上げわざと落として、怪我をさせる」というニュースがあった。

 

いつのことだったか、結婚式で新郎を胴上げ、誰も受け止めなかったため地面に落下、

車いす生活を余儀なくされたという事件があったとか。

 

その他にも、いくつかの例があったと記憶している。

野球の試合でも胴上げは通常のことみたいによく見かける。

これは、何人かに、必ず受け止めるように指示が出されていると聞いたjことがある。

落下しないための予防策が、当たり前になっているそうな。

 

落下した時の、衝撃の大きさは、足の骨折、腰の骨折、臀部の骨折。

下手をすれば半身不随。

そうした危険があることを、野球部員が知らないことが恐ろしい。

 

喉元過ぎれば、で、皆危険なことを、忘れていく。

危ないことも平気になる。

危険は、身の回りにたくさんある。

家庭のなかでも、起こるし、結構事故では多いそうな。

 

よく、殴る行為もなかなか減らない。

先日、ゆすぶられた赤ちゃんの被害に、判決があった。

 

人への危害を、人は軽く見る傾向がある。

たたいたり、どついたり、蹴っ飛ばしたり、言葉の暴力も入る。

どの程度の力でどの程度のダメージになるか。

どの程度なら笑って済ませられるのか。

その判断をきちんとできる人は少数になりつつあるよう。

 

喧嘩下手になっていると誰かの言葉があった。

兄妹や地域とのもみあいなど、ぶつかり合う体験が減っていっているのも

要因だろうと思っている。

 

「喧嘩しないで仲良く」もいいけれど、

幼いころに多少のぶつかり合いは、経験したほうが、痛みが分かったり、

加減を考えるようになるのではないかと常々思っている。