いつもの、出勤。
毎日どこかで、電車の遅れが発生する。
武蔵小金井駅で乗降客の流れが終えたところで、「中野駅で、人身事故」の一報。
運転見合わせと、振り替え輸送のアナウンスがあった。
何人かの乗客があわてて電車から降りていく。
隣の客の携帯電話が鳴り始めた。
電車が止まったこと、打ち合わせ時間をずらして欲しい旨を伝えて切った。
繰り返される、運転見合わせのアナウンス。
一様に、静かに、電車が動き出すのを静観している。
17分ほど、して、運転再開となった。
のんびり運転。そこそこに混雑の乗客は、慣れたもの。
騒ぎ出す人もなく、あわてる人もなく、いつものように時間が流れた。
勤務先の最寄駅に到着。
職場に着いたのは、9時45分。
30分の遅れ。
「目の不自由な男性、線路に転落・けが」とのwebニュース。
軽い怪我だったそうな。
「上下計8本運休、上下計46本で最大25分遅れ。約8万7000人に影響」とか。
影響の人数ってどういうふうに算出するのだろうか。
順番学というのがあるそうな。
10両編成だと70から80人の10倍、つまり700から800人。
54本が影響をこうむったとして、43,200人。
8万7,000人/800人=108.75 およそ、109本が影響を受けた?