重宝している家電はいくつもあるが、無いと困るもののひとつに、乾燥機付洗濯機がある。
毎日、使うわけではないが、一日、フル稼働になることもある。
乾燥機付きなので、洗濯から乾燥までの標準だとおよそ5時間。
洗濯コースだけだと50分。
乾燥コースだけの場合、3時間以上はかかる。
全自動とは言っても、すべてが自動的にできるわけではない。
それに、まつわる作業は、省略できない。
作業のひとつに、ごみの除去。
これが結構、時間を取られる。
乾燥時のごみのフィルター、排水時のごみのフィルターのごみの除去が、一仕事。
フィルターなので、網目状の網戸のようになっているのだが、この部分だけなら大したことではない。
ユーザー泣かせなのが、フィルター部分の形状。
ごみの溜まる部品には、ごみが、形状の隙間にも、ついている。
排水部の場合は、さらに、手間がかかる。
水で洗い流せば、早く終わりそうだが、
水で流した場合、流した場所の排水講にたまった、ごみを新たに処理しなければならない。
ふたつの部位のごみ処理に20分近く時間を要することになる。
このゴミ処理をしながらいつも思う。
「設計者は普段、洗濯しないのだろう。使う人の視点に立っていない」