沖縄はかつての太平洋戦争、第二次世界大戦で、多大な被害を蒙り、戦跡の残る、町。
その戦跡を訪ねたことがある。
「平和の礎」「チビチリガマ」「ひめゆりの塔」などの地は、戦争のことを考えた。
「サーターアンダギー」「エイサー」はそれからのファンになった。
今まで、抱いていた沖縄についてとは、違う側面を知った。
なんくるないさぁ
命どぅ宝(ぬちどぅたから)
今までは、太平洋戦争の犠牲を蒙った島というイメージだった。
風化していく、歴史の痕跡。
しっかり、次世代へ継承して欲しいと勝手に願いつつ、ウチナーンチュウの、穏やかな日々の暮らしが
これからも続くことを念じる。
住まなきゃわからない沖縄
仲村清司
新潮文庫
日々、何気なく使い、重宝している日本語。
ひらがな、漢字、カタカナを用途、心情にあわせて利用している。
漢字は、お隣中国からの伝わってそうな。
言葉に合わせて、漢字をあてはめたので、本場の中国との言葉とは、意味が違って使われる
ということも起きたとか。
そうした、日本語でもともとの言葉から、日本語を考えると、実は、言葉の姿が見えてくるという。
ひらがなに対して、目を開くことができたように思う。
ひらがなでよめばわかる日本語
中西進
新潮文庫