車の後退による、事故が相次いだ。
免許を取得して何年目かに、某観光地へ出かけたことがあった。
大通りに隣接した飲食店で食事をすることにした。
食事ができるのを、待っている時に、入ってきた客(?)が、車が通りに出ていると、言う。
一瞬、迷ったが、時間的にいっても、自己車のような気がして、あわてて、外に出てみた。
自分の車だった。
ゆうに車一台分は移動していて、片側道路をふさいでいた。
急いで、車を移動。
何度か、ブレーキを確認して、車を降りた。
幸い事故にはいたらず、車を移動するだけで、事なきを得た。
そうした一件があって、車を駐車する時は、きちんと、ブレーキがかかったか、念をいれることに
した。
5mほど移動してしまった車は、歩行者、通行車両すべてを、幸いにも巻き込むことはなかったが、もし
誰か、もし他車を巻き込んでいたら、とその時にゾォーっとしたことを今でも覚えている。
車は、勝手には動かないという気がしてしまうものだが、ほんの少しの坂でも、ブレーキが甘ければ
動き出す。
坂の距離が長ければ、相当なスピードになることも。
勝手に動き出した自己の車にひかれたという事故のニュースを目にすると、「ブレーキが甘かったんだろうな」と
思う。
そういえば、車のサイドブレーキは、余りかかったという感覚がない。
あれって、今もそうなんだろうか。
バスやトラックのサイドブレーキは、プシュッとかなるし、某メーカーのエアブレーキは、信用できるというようなことを、聞いたことが
ある。
自家用車のブレーキにも改善が必要かも。