ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

こぼれ話

2013-06-06 08:38:27 | 日記

歴史は、さまざまな事件や、その時々の悲哀。

翻弄された、人々。

濁流となった出来事。

学校で学ぶ歴史は、ただの出来事の羅列。

こぼれ話や裏の話が興味をそそられる。

 

主要通貨の単位は、金属の重量単位名がそのまま貨幣単位名

となったそう。

かつての、日本は「両」

 

その後、さまざまな由来をもつ貨幣がうまれた。

フラン、グルデン、ルーブル、ドル、も面白い。

日本の円は、円(まる)いかたちからきたそうな。

貨幣の単位もいわれも色々あって興味深い。

 

続日本史こぼれ話 近世・近代

笠原一男・児玉幸多 編

山川出版社


加減

2013-06-05 12:46:25 | 日記

「胴上げわざと落として、怪我をさせる」というニュースがあった。

 

いつのことだったか、結婚式で新郎を胴上げ、誰も受け止めなかったため地面に落下、

車いす生活を余儀なくされたという事件があったとか。

 

その他にも、いくつかの例があったと記憶している。

野球の試合でも胴上げは通常のことみたいによく見かける。

これは、何人かに、必ず受け止めるように指示が出されていると聞いたjことがある。

落下しないための予防策が、当たり前になっているそうな。

 

落下した時の、衝撃の大きさは、足の骨折、腰の骨折、臀部の骨折。

下手をすれば半身不随。

そうした危険があることを、野球部員が知らないことが恐ろしい。

 

喉元過ぎれば、で、皆危険なことを、忘れていく。

危ないことも平気になる。

危険は、身の回りにたくさんある。

家庭のなかでも、起こるし、結構事故では多いそうな。

 

よく、殴る行為もなかなか減らない。

先日、ゆすぶられた赤ちゃんの被害に、判決があった。

 

人への危害を、人は軽く見る傾向がある。

たたいたり、どついたり、蹴っ飛ばしたり、言葉の暴力も入る。

どの程度の力でどの程度のダメージになるか。

どの程度なら笑って済ませられるのか。

その判断をきちんとできる人は少数になりつつあるよう。

 

喧嘩下手になっていると誰かの言葉があった。

兄妹や地域とのもみあいなど、ぶつかり合う体験が減っていっているのも

要因だろうと思っている。

 

「喧嘩しないで仲良く」もいいけれど、

幼いころに多少のぶつかり合いは、経験したほうが、痛みが分かったり、

加減を考えるようになるのではないかと常々思っている。

 

 


急病

2013-06-04 12:39:07 | 日記

色々なことが、毎日のように起きる。

 

いつもの、通勤電車、昨日よりは立っている人が少ない普段と同じ火曜日。

 

四谷を出たあたりで、優先席付近で「ドサッ!」という音が聞こえた。

優先席付近は、少し人が混み合っていて、一様に何かに見入っているかのような

雰囲気が漂ってくる。

「(誰かが倒れた?)」

慌てふためく人も、慌ただしいそぶりをする者もいない。

「(大したことはなかったのか?非常ベルはならないし)」

電車は、隣の「お茶の水」に到着。

 

何人かの人が降りていき、

非常ベルがけたたましく鳴り出す。

駅員がホーム上で慌ただしく動いているのが見える。

目の前に担架の収納場所があった。

 

駅員が、急いで鍵を差し込み、扉をあけ、担架を引っ張り出す。

4,5人の駅員が、わいわい、騒ぎつつ、担架に乗せて車外へ。

 

「急病のお客様の対応が終わりました。安全確認が終わりましたので、もうまもなく

電車が発車します」とのアナウンス。

2,3分だったろうか。

時折、「急病のお客様の救助活動(云々)」というアナウンスを聞く。

同じ車両にい合わせたのは、初めてだった。

 

電車が動き出した時は、なぜかホッとした。

周りに一杯人がいて良かった。

「急病人さん、休憩後は、家に帰れるといいですね」

 

 


中原中也

2013-06-03 21:56:54 | 日記

何という、壮絶な人生。

「安原喜弘」という生涯の友を得たから、これですんだというか、救われたところも

あったのかもしれない。

生涯の友に巡り会わなかったら、もうっと、悲惨な苦しみにがんじがらめのままに

最期を迎えることになったのではないか。

拠り所があればこそ、少しは息のつける、こともあったろうと、勝手に思う。

 

    「昏睡」

   亡びてしまったのは

   僕の心であったろうか

   亡びてしまったのは

   僕の夢であったろうか

   (中略)

   それかと云って生きてゐたくはある

   それかと云って却(ママ)に死にたくなんぞはない

 

は、心がきゅうっと萎んでいくかのような錯覚に襲われた。

 

 

中原中也の手紙

安原喜弘

講談社文芸文庫


立体駐車場

2013-06-02 10:45:25 | 日記

立体駐車場の事故で重体だった若者が死亡したそう。

最近では、子どもが犠牲になったニュースの記憶が新しい。

何回か、立体駐車場を利用したことがある。

 

車から降りると、帷子状の金網が足元にあり、下が見える。

幅広の平均台のような人の歩行用の空間があり、速やかに、車から

離れたくなる。

狭い空間、は、いごこちが悪かった。

車に乗るときも、狭い通路を通って、杖を突いていたり、荷物を持っていたら

入りにくいなぁという感じの空間のゆとりのなさが、気持ちを圧迫して、出来れば

利用したくない場所だった。

 

立体駐車場の利用は、幸いなことに一時期だけだった。

まあまあ、ゆとりのある、青空駐車場や、駅ビル内の駐車場が増えて、立体駐車場を利用

しなければならない、という状況から解放された。

 

店舗の付属の立体駐車場は、昇降の操作をする専属の人がいる。

人の動きを確認してくれるから、挟まれる事故は、たぶん無いだろう。

 

エレベーターやエスカレーターもしかりだが、便利な乗り物が、導入当初は、人がついていた。

最近では、人件費もあってか、無人の普及が大半を占める。

 

それもあって、最近、悲惨な事故が起きている。

 

事故調査が調査されるとか。

 

危険な乗り物は多い。ヒトは普段、利用していると、安全と過信するようになる。

件数からいえば、1パーセントに満たないような場合だと、自分は、事故には合わないと漠然と

信用する。

危険と安全は表裏一体。

 

まずは、安全対策を講じつつ、安全教育を進める必要があるのではないかと思う。

 


人格

2013-06-01 09:08:39 | 日記

日本の戦争が終わった時、連合軍に占領されたそうな。

ホテルの接収は全国に及び、宿舎や保養、将校用のBCOFなどに使われたとか。

占領する側と占領される側の立場の差による態度の助長が、ホテルによって、

悲劇をもたらし、従業員も翻弄されたそう。

 

以前、人格が変わるという、実験があったが、途中で実験を中断さぜるを得なかった

ことがあったそう。

 

人格は、環境からも大きく作用する。

人格は、変えることができる。

PTSDも、環境がもたらしたマイナスの結果。

人生を大きく変える悲劇には会いたくないもの。

人を傷つける言動も受けたくない。

他人への配慮も忘れたくない。

 

 

クラシックホテルが語る昭和史

山田由美

新潮文庫