「胴上げわざと落として、怪我をさせる」というニュースがあった。
いつのことだったか、結婚式で新郎を胴上げ、誰も受け止めなかったため地面に落下、
車いす生活を余儀なくされたという事件があったとか。
その他にも、いくつかの例があったと記憶している。
野球の試合でも胴上げは通常のことみたいによく見かける。
これは、何人かに、必ず受け止めるように指示が出されていると聞いたjことがある。
落下しないための予防策が、当たり前になっているそうな。
落下した時の、衝撃の大きさは、足の骨折、腰の骨折、臀部の骨折。
下手をすれば半身不随。
そうした危険があることを、野球部員が知らないことが恐ろしい。
喉元過ぎれば、で、皆危険なことを、忘れていく。
危ないことも平気になる。
危険は、身の回りにたくさんある。
家庭のなかでも、起こるし、結構事故では多いそうな。
よく、殴る行為もなかなか減らない。
先日、ゆすぶられた赤ちゃんの被害に、判決があった。
人への危害を、人は軽く見る傾向がある。
たたいたり、どついたり、蹴っ飛ばしたり、言葉の暴力も入る。
どの程度の力でどの程度のダメージになるか。
どの程度なら笑って済ませられるのか。
その判断をきちんとできる人は少数になりつつあるよう。
喧嘩下手になっていると誰かの言葉があった。
兄妹や地域とのもみあいなど、ぶつかり合う体験が減っていっているのも
要因だろうと思っている。
「喧嘩しないで仲良く」もいいけれど、
幼いころに多少のぶつかり合いは、経験したほうが、痛みが分かったり、
加減を考えるようになるのではないかと常々思っている。