懲りないトライアスリートのプチ移住生活

懲りないトライアスリートのプチ移住生活は、迷走だらけ!

通過儀礼

2009-07-11 | 本日のトレーニング
(今日の能古島)
今朝は、
朝から雨模様。
午後、ほんの少し青空がのぞいた時間に、
愛宕浜海浜公園で、スローJOG 5KM
そういえば、 
能古中学校の子供たちが
小戸公園~能古島まで1.5KM 遠泳するのは、そろそろかなあ?
一度、見て見たい!
貴重な通過儀礼だ!

浜辺には、海水浴する中学生も。

最近、ビーチバレー人口増加?

マリノアの観覧車

この青空が、たまらない!

今日の、愛宕浜は、先日来の大雨で
濁りが入っていた。

明日また、ひとつ歳をかさねる。
本物のアスリートになれるまで、
懲りずに頑張るぞ!

○●○●本日のトレーニング○●○●    
 RUN                5KM
 BIKE                0KM 
 SWIM               0KM
○●○●○●○●○●○●○●○●

「ムサシ」 井上 ひさし著 

2009-07-11 | お勧めBOOK
宮本武蔵と佐々木小次郎がふたたび相まみえる。
鎌倉の禅寺を舞台に、武蔵と小次郎に沢庵宗彭、
柳生宗矩らが入り乱れ、上を下への大騒ぎ。
この戯曲のテーマは、
人間は「報復の連鎖」を
断ち切ることはできるかということ。
9.11以来の世界情勢を
著者の独特の視点から、鋭く
コメデイタッチにそしてアイロニーをこめて
書かれた最高の戯曲。

巌流島での対決の後、
手当を受けた小次郎は生き延びていたという設定で、
再び相まみえんと小次郎が武蔵を探し出し、
数年後に再度闘うことになるというというお話。
本の中で、他の登場人物の敵討に、
小次郎と武蔵が協力させられるシーンがある。
暴力の連鎖を止めるためには、
誰かがどこかで報復をやめる勇気を持たなければならないという
メッセージが読み取れる。
まさに、9.11以降のアフガン・イラクの世界情勢を
念頭に入れてのメタファ。

やはりコメデイタッチに辛らつなテーマを
書き上げるストーリーの構成力のある
筆力のある作家は、後にも先にも
彼以外にはいないのではないだろうか!
とにかく、抱腹絶倒の戯曲だ。