陽気に誘われ、晴天のもと散歩に出かけた。雪もすっかり溶け去り、三河の空は晴れ渡っている。風は少しあるが、微妙に暖かさを感じるくらいで頬にあたり、少し春の気配を感じさせる。
運動公園の向かい側の土手の上で、濃いピンクの花をつけている木を見つけた。
幹に付けてある銘板を読むと次のように書いてあった。「八重紅大島 バラ科 オオシマザクラの園芸品種 花は径4cmの大輪 東京では4月上旬頃咲く」
桜の一種がもう咲いている。他の木はまだ芽を少し膨らませるくらいだというのに、寒風の中花を咲かせている。東京より2ヶ月も早く咲くというのはなぜだろう?
でも植物はエライ。この寒さの中、確実に春の準備を怠らない。この頃の我が身を振り返り、こういう準備とは無縁に流れている生活をちょっぴり反省。