さすがにここも中国人で一杯
故宮博物館外観
寒い寒いと震えてばかりいても詮ないので一寸台湾へ行ってきた。格安ツアーのキャンセル待ちに遭遇するという幸運に恵まれた。
ツアー、一行は20人足らず。ほとんどが我々と同じ年配の熟年老夫婦である。一組、孫連れの3人組、おばさん二人連れが一組いたがあとは我々と同じような気楽な?二人連れであった。
4日間の旅であったが、私は40年近く前に業界若手の会で行ったことはあるが、殆ど初めてとおなじ気持ちで参加した。慌ただしい4日間ではあったが、インデックス作りの旅だと覚悟を決めて行ったのでそれなりに楽しかった。
3日目の故宮博物館と夜の自由時間がハイライトというべきものであった。故宮博物館はご存知のように、蒋介石が戦いに敗れて台湾に逃げてきた際に、北京の故宮博物館からめぼしい財宝を70万点、ごっそり持ってきたものである。緊急の事ゆえ、大きい物・重いものは運べなかったというが、めぼしい細工物、焼き物、書画など中国5000年の歴史上の逸物がそろっている。博物館の展示は3000点ほどなので、大部分は蔵の中であるが、有名なトンポーローの石や、青白菜の彫り物は掲示してあった。
前者は河原から拾ったままで細工はしていないというが、ここまで現物に似ているとは驚異である。白菜は翡翠原石の白緑を活かしたもので技術とその意匠が素晴らしい。世界の逸品と言われる所以である。さすがにここはいつも行列ができるらしく、展示品の前で止まると、係員が急かせる。
その他、ガイドの可さんの説明を聞くとさすがに展示品がいきいきと迫ってくるが。彼と離れて自分たちだけで見て回ると、退屈をしてしまう。今度ゆったりと個人で来るときには、イアホンガイドを借りてのんびり見て回ろうと思った。
店の前は大勢の人でごった返す
お目当ての小籠包
夜は永康街(繁華街)へでかけ、小籠包の世界的著名店:鼎泰豐(ティンタイフォン=名古屋にも出店があるそうだ)へ出かけた。地下鉄に初めて乗り一寸まごついたが、無事永康街まで辿り着き、見れば黒山の人だかり、それでも30分ほどの待ち時間で入場できた。紹興酒を頼み、待ち時間を利用し、外で決めてきたメニュー、小籠包2種、蒸し餃子一種、ワンタンスープ、青菜の炒めもの、前菜つまみ、を頼んだ。勿論店内は満員であったが、料理は比較的早くでてきた。回転率を良くしているのだろう。紹興酒をふたりで600ccを一本空けいい気分で出てきた。まあ世界で10本の指に入る名店だと聞くがそれほどでもなく、バンクーバーのお爺さんがやっている店のほうがコクがあったような気がする。勿論ここがまずいわけではない。
ワンタン
店のおつまみ、小籠包、空芯菜青菜炒め
故宮博物館外観
寒い寒いと震えてばかりいても詮ないので一寸台湾へ行ってきた。格安ツアーのキャンセル待ちに遭遇するという幸運に恵まれた。
ツアー、一行は20人足らず。ほとんどが我々と同じ年配の熟年老夫婦である。一組、孫連れの3人組、おばさん二人連れが一組いたがあとは我々と同じような気楽な?二人連れであった。
4日間の旅であったが、私は40年近く前に業界若手の会で行ったことはあるが、殆ど初めてとおなじ気持ちで参加した。慌ただしい4日間ではあったが、インデックス作りの旅だと覚悟を決めて行ったのでそれなりに楽しかった。
3日目の故宮博物館と夜の自由時間がハイライトというべきものであった。故宮博物館はご存知のように、蒋介石が戦いに敗れて台湾に逃げてきた際に、北京の故宮博物館からめぼしい財宝を70万点、ごっそり持ってきたものである。緊急の事ゆえ、大きい物・重いものは運べなかったというが、めぼしい細工物、焼き物、書画など中国5000年の歴史上の逸物がそろっている。博物館の展示は3000点ほどなので、大部分は蔵の中であるが、有名なトンポーローの石や、青白菜の彫り物は掲示してあった。
前者は河原から拾ったままで細工はしていないというが、ここまで現物に似ているとは驚異である。白菜は翡翠原石の白緑を活かしたもので技術とその意匠が素晴らしい。世界の逸品と言われる所以である。さすがにここはいつも行列ができるらしく、展示品の前で止まると、係員が急かせる。
その他、ガイドの可さんの説明を聞くとさすがに展示品がいきいきと迫ってくるが。彼と離れて自分たちだけで見て回ると、退屈をしてしまう。今度ゆったりと個人で来るときには、イアホンガイドを借りてのんびり見て回ろうと思った。
店の前は大勢の人でごった返す
お目当ての小籠包
夜は永康街(繁華街)へでかけ、小籠包の世界的著名店:鼎泰豐(ティンタイフォン=名古屋にも出店があるそうだ)へ出かけた。地下鉄に初めて乗り一寸まごついたが、無事永康街まで辿り着き、見れば黒山の人だかり、それでも30分ほどの待ち時間で入場できた。紹興酒を頼み、待ち時間を利用し、外で決めてきたメニュー、小籠包2種、蒸し餃子一種、ワンタンスープ、青菜の炒めもの、前菜つまみ、を頼んだ。勿論店内は満員であったが、料理は比較的早くでてきた。回転率を良くしているのだろう。紹興酒をふたりで600ccを一本空けいい気分で出てきた。まあ世界で10本の指に入る名店だと聞くがそれほどでもなく、バンクーバーのお爺さんがやっている店のほうがコクがあったような気がする。勿論ここがまずいわけではない。
ワンタン
店のおつまみ、小籠包、空芯菜青菜炒め