2018-08-16
これまでにWW2ドイツ戦車をいくつか組立ててきました。
Ⅱ号軽戦車、Ⅲ号突撃砲、Ⅳ号中戦車、Ⅵ号重戦車(タイガーⅠ)。
おっと、Ⅴ号が未だでした。
と言う事で、Ⅴ号中戦車であるパンター(パンサー)を組み立てる予定でおります。
履帯は?
フリウル製も有るのですが、アマゾン価格は手が出ません。
何時ものお店は在庫が有りません。
と言う事でもないのですが、今回はタミヤの連結式履帯を選びました。
今回1000円台で入手できました。
でも、この履帯は接着剤を使い、固まらないうちに巻くという代物です。
可動戦車に使うためには改造が必要です。
真鍮線の連結ピンを通すために、ピン穴をあける必要があります。
0.4mm or 0.5mmのドリル刃を装着したピンバイスでまっすぐに開けるのは大変です。
1セットやってみた結果から冶具を作ることにしました。
偶々、ネットで見かけた「魔怪神兵」さんの「自作スライド履帯ドリル」を参考にして試作してみました。
結果は、改善の必要性はあるものの、使えそうだと判断。
試行、改造を数回繰り返して作りました。
手持ちのピンバイスで利用できそうなものをチョイスし、軸受けなどを樹脂パネルで作りました。
ギヤモータ部は、おもちゃの戦車についていたものです。
2段ギヤを組み合わせて回転数を落としました。
3個の樹脂軸受けは6Φですが、6mmのベアリングを使いたいところですね。
中華製の安いものを注文しました。
0.4mm穴で0.3mm真鍮線、0.5mm穴で0.4mm真鍮線、0.5mm穴で0.3mm真鍮線。
色々試した結果、0.5mm穴で0.3mm真鍮線に決めました。
ピンバイスが逃げない様にストッパー板も追加しました。
穴位置は、左右はガイド板の位置調整、上下は薄板の枚数で微調整します。
ドリル刃に負荷をかけすぎると曲がってしまうので、ゆっくりスライドさせて穴あけします。
それでも、穴がズレそうな場合は、手持ちのピンバイスで慎重に穴あけします。
片側83個、全166個、ピン穴はその2倍を開けるので332です。
まだまだ時間がかかりますが、楽しみながら加工を続けます。