2023-02-26 ~ 03-03
可動戦車にはやっぱり可動履帯ですね。
▼AFVクラブの可動履帯です。
Amazonで最後の1個を運よく手に入れる事が出来ました。(現在在庫切れ状態です)
AAVP7A1には片側82枚使うので、16枚余る計算です。
表面のパッドは別パーツになっています。
2023-02-27 ~ 03-01
▼キットはパチンと嵌め込む方式ですが、走らせるには結合が弱いです。
0.5mmの穴を開けて、ピンを通すことにします。
▼幅の狭い方は凹形状なのでドリルで穴を開け易いのですが、
広い方は連結ピンの頭が出ているために、ドリルの刃先が滑って中心を捉えずらいです。
▼そこで、端を少し削り落としてからドリルで穴を開けます。
0.4mmドリルで下穴を開けてから、0.5mmで広げます。
両側は開けますが、中央は真っすぐ開けるのが難しいので省略します。
履帯1枚に対して4ヶ所開けます。
2x82x4=656個の穴を開ける事になります。
▼12枚組むのに1時間以上かかりました。
▼毎日、時間が取れたら少しづつ加工して3日で片側82枚連結できました。
パッドは未だ取り付けていません。
2023-03-02
▼最初はピンバイスに取り付けたドリルで穴を開けていましたが、
途中から自作工具を調整して時間短縮とミスの低減を図ります。
履帯の幅の狭い側(画像の左側)は端部が凹形状なので0.5mmドリルで簡単に穴を開ける事が出来ます。
▼履帯の幅の広い方も端部を切断する事により刃先がズレる事は改善できました。
ガイドの調整、ドリルの芯ブレを改善する事で何とかこの工具で穴を開けられるようになりました。
これで一気にスピードアップできます。
▼スピードアップの効果で1日で残りの片側を組上げました。
2023-03-03
▼パッドには裏表が有るので注意が必要です。
パッドが別パーツなので、塗装後に履帯にパッドを貼ろうと思います。
▼パッドは表側にブラックサフを吹いてから、XF85ラバーブラックを塗ります。
▼履帯はオキサイドレッドを吹いてから、MC214ダークアイアンを吹き、表面を擦って光らせます。
▼履帯にパッドを接着します。
タミヤセメントで仮固定して、Mr.セメントSPをパッドの両側から流し込みました。
AAV7A1に履かせてゴム履帯との差を確認しました。
▼ゴムベルト履帯はゴムの張力の影響で転輪の上下動が少ない。
▼連結可動履帯
転輪の上下変化が増しています。
以上で心残りの履帯に関しても確認できました。
今回製作した履帯は別の車両に履かせる予定です。
AFVクラブの可動履帯はTIGER I で苦しみましたが、真鍮線を通せばバラバラになるリスクもなくなりますね。
履帯にピンバイスで穴を開ける作業は予備履帯で経験しましたが、なかなかまっすぐに開けるのは至難の業でした。私はほとんどうまくいきませんでした。
この治具はいいですね。さらにリューターを使えば確かに正確にそして迅速に出来ると思います。