2021-10-21
後期生産型、最終生産型、後期生産型の指揮車タイプの3タイプから、
後期生産型の指揮車タイプを選択しました。
▼以前製作したタミヤのタイガーⅠのデカールの残りに「007」が有ったので、
ミヒャエル・ビットマン最後の車両「007号車」を製作しようと思います。
007号車は1944年8月車体側面にシャーマン ファイアフライの直撃弾を受け大破炎上、
ビットマン大尉も戦死しました。
3in1の「2」を作っていくのですが、説明書が判りにくいので注意が必要です。
RC可動化するか迷っていますが、取り敢えず仮組みをしてRC用パーツが搭載できるか検討します。
▼車体下部の後部パネルを取り付けます。(仮組みなので接着していません)
このパネルを組付けると後ろ側の車体下部の歪は矯正できそうです。
▼側面装甲板の表面は別パーツになっていますが、ダボの後ろ側2個がダボ穴に合いません。
▼ダボを削り取って対処します。
▼説明書に従って後期生産型の指揮車タイプにするために、アンテナ用の穴をあけます。
大きい方は6.5Φ、小さい方は0.8Φで穴を貫通させます。
▼車体上下を組付けます。
歪などのせいで合いの悪いところがあります。
RC可動化する場合、メンテが出来るように車体上下を分割できるようにします。
そして接合はマグネットを使います。
歪を矯正して、接着ではなくマグネットによる勘合をするために、
どこで分割するか、どのような細工を加えるかが悩ましいです。
起動輪の車軸を切断して、シャフトを通す穴加工をしてから断念するのはリスクが大きい。
悩みながら仮組みを進めます。
▼転輪を組みます。
シャフトに転輪を直接接着すると回転しなくなるので、ちょっと工夫します。
黒いパイプはエアブラシのホース、白いパイプは外形3.2mmのプラパイプの内径を2.3mmに拡張したものです。
このパイプをシャフトに接着し、ストッパーにして転輪が脱落しないようにします。
この時点では未だ接着していません。
▼起動輪のシャフトを3mmキリで穴あけと同時に切除します。
▼起動輪は3mm六角シャフトを挿入して瞬着で固定します。
車体側は3mmハトメと3mmベアリングで軸を受けます。
トーションバーはキットのプラ棒ですが、耐久性からピアノ線に変更する事になると思います。
▼車体上部を被せます。
この状態から、RC可動化パーツを収納できるか検討することにします。
それと、ギヤボックスの構成を検討します。
走らせるのであれば、時速40kmの1/35スケール換算の19m/minを狙います。
起動輪の歯数=20、履帯の1枚ピッチ=4.77mmから、起動輪1回転で95.4mmです。
19x1000(mm/min) / 95.4(mm) = 199 rpm
タミヤ ミニモータは定格回転数=8250rpm
8250/199 = 41.5 トータルギヤ比
この値になるように 手持ちのギヤを組み合わせることになります。
という事ですが、今日はここまでです。
キットNo.は6383ですが、これから車体を組むのにGanpon様のTIGERと同じように歪みがあるかもしれないと思うと少しビビリっています。
ドラゴンはパーツを選ばせる場合がたくさんあるので、私は組説に使う方のパーツを組む前に印をつけてしまっています。
コメントありがとうございます。
タミヤと同じような構造ですが、歪は大きいですね。
成型時の管理が良くないのでしょう。
矯正し、接着固定しながら組み立てるなら何とかなるのですが、脱着可能にするためにはちょっとした工夫が必要です。