姫蔓蕎麦

 姫蔓蕎麦。「ひめつるそば」と読みます。園芸店などでは「ポリゴナム」の名前で小さなポットに入ったものが売られているけれど、いまではあちらこちらで自生していますから、蔓の先の方10cm位をちょいと頂いてきてしばらく水に差しておいてから植えてやるとすぐに根付いて増えていきます。

 我が家でもそうして根付いたものがどんどん勢力を伸ばしていますが、どうした訳か花を余り付けません。と云うわけで今日ご覧いただく写真はあかねの森の民家の庭先で咲いていいたものです。我が家の姫蔓蕎麦はいったい何時になったらこんなにたくさんの花を咲かせるのでしょうか。

 そうそう、この姫蔓蕎麦はインド北部やヒマラヤ原産地とのこと。いったいどうして東洋の果ての島国にたどり着いたのか、もし調べる手立てがあるのならば知りたいものです。たどり着いた経緯はともかくとして、日本の四季が気に入ったことは確かで、今では(少なくとも首都圏では)普通に見られる道端の雑草としてすっかり日本に定着していますね。

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