冬の常備薬

 11月に入った途端に急に秋が深まったようである。昼間は柔らかな日差しで半袖でも過ごせるのに、夕方近くになると急に気温が下がりダウンのジャケットが欲しくなる。そう云えば大昔、郷秋<Gauche>が大学生の時の事、この時期の昼時に半袖のポロシャツを着ていたら、当時の大人に「お前、気でも狂ったのか、いまどき半袖で」と云われたことがある。郷秋<Gauche>としては、今は半袖で程よいから半袖でいたのであり、寒くなったらその上からスウェットシャツを被るつもりでいたのだが。

 当時と比べると、今は随分と季節と服装の関係が自由と云うのか曖昧になった。郷秋<Gauche>の学生時代には「あいつ、馬鹿じゃないか」と云われた今時分の半袖、短パンも、誰も気に留めなくなった。夕方になって寒くなれば当然長袖を着る。冷え込んで来ているのに半袖のままの馬鹿はいない。そんなことは当たり前だから、今は大人になった郷秋<Gauche>は気にも留めない。でも、郷秋<Gauche>が学生時代の大人は「あいつ、気でも狂ったのか?いまどき半袖で」だったのである。時代は変わった。

 話が逸れてしまった。今日の主題、今日ご紹介するのはこれからの季節になくてはならない郷秋<Gauche>の常備薬である。


 別に珍しくもない二つだが、ご存じない方のために書いておこう。左のうすいブルーの物が「ユースキン」。入れ物にCream for Itchy Skinと書いてあるのでお気づき通り、皮膚が乾燥してきて痒くなったときに付けるクリームである。郷秋<Gauche>はそろそろ痒くなってきた。真っ先に痒くなるのが足首から脹脛(ふくらはぎ)にかけて。そのあとでお腹とその背中側が痒くなって来る。昼間はまだいいのだけれど、夜、ベッドの中で身体が温まって来ると俄然痒くなって来るので結構つらいものがあるあるのだが、これを付けておくとかなりの効果がある。

 右側が口内炎治療用のビタミン剤。口内炎は冬に限ったものではないけれど、食べ物のせいなのか、郷秋<Gauche>の場合には夏より冬に多い。以前は口中の患部につける軟膏使っていたが、ここ10年程はこのビタミン剤を愛用している。これも効果が顕著で、軽いものなら1日で、かなり重症なものでも2、3日で大幅に改善される。泊りがけで出かける時にも二つは小さな入れ物に入れて必ず持っていく、郷秋<Gauche>の冬の常備薬である。

P.S.念のために、二つの薬を製造・販売する会社から頼まれて今日の記事を書いたわけでも、もちろん広告料、執筆料をもらって書いたわけでもないことを付記しておく。
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